「コレクター魂、疼く・・・」の巻

11 12, 2009 | Posted in 世界の海

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 やあやあ、どーも!オレオレ!リロアンのガルーダっす!!!みなさんお元気?ってな感じでセブ島最南端の村リロアンよりガルーダ五十嵐がお届けいたします。

 はてさて、リロアン周辺地域が実は「スズメダイ天国である!」と言うことはマニアのみならず、最近ではかなり広く、一般的になりつつある事実なのですが・・・(っつーか、“リロアンが”ではなく“オレが”ではないか?と言う声もちらほら・・・)、そんな当地域にて、先日新たなる出会いに遭遇したのです!!!

 さて、どんなヤツかと言うと・・・
結構地味・・・、かなり紛らわしい系・・・
いわゆる「スズメダイ・マニア」の関係者じゃないとピンと来ない系スズメダイな訳ですが・・・
そんなヤツだからこそ、コレクター魂を揺すぶられる訳で・・・

 で、コイツ、「グリーン・クロミス(Chromis cierascens)」ってなヤツで御座います。。。

greenchromis

 一見、何の変哲もなさそうなヤツですが、よくよく見ても何の変哲もない系で・・・、そこがまたマニア魂を揺すぶる・・・、とリフレインしまくった文章になりそうなので途中割愛。
 一応、特徴としては「腹鰭」と「臀鰭」が白味を帯びるってなとこかな・・・。でも、その特徴が中途半端な感じ!ってとこがまた本種の特徴だったりとかして・・・(またもやリフレイン系文章に・・・)。
 ちなみに、今回観察した場所は「カシリスリーフ」と言う広大なサンゴ礁域の浅瀬。その西側は砂地と藻場が混ざり合うような環境になっており、そこの浅場に多数点在する小さなトビ根、ハナダイの仲間が大量にブワーーーーッと群れているような場所におりました。
 なるほど、そ〜んな感じの場所に生息しているんだ!と勝手に理解したオレは、早速周辺のトビ根でも探し回ってみたのですが・・・、結果はゼロ。つまり、発見したトビ根についている個体わずか一匹だけだったのです(とりあえず今のところは)。
 ま、いいか・・・ってな訳で撮影しようとすると、その根に大量に生息している“そっくりさん系スズメダイ(!?)”の「フィリピン・クロミス(Chromis scotochiloptera)」が、ガンガン邪魔しに来る!!!っつーかオレに対して邪魔するのではなく、どうやら一匹だけ混ざっている「グリーン・クロミス」を威嚇しまくっている様子で、当の本人も逃げまくっている様子でした。ま、それを見て「あぁ、やはり、当海域では絶対的に個体数の少ないタイプのスズメダイなんだなぁ〜」と再確認したのでした。威嚇されまくっている当の本人の気持ちもつゆ知らず・・・。

 ま、何はともあれ、リロアン周辺で確認されたスズメダイの仲間に、新たなる「110種目」が追加されたことは言うまでもありません。。。
ってな感じで、そんじゃまた来月。

ウミウシカクレエビ

11 11, 2009 | Posted in 11日 伊豆/大瀬崎 ・ 赤堀智樹

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昨日の長明くんのアイナメの産卵、素直にいいな〜って想う。

卵塊の鮮やかさや卵を守るアイナメの婚姻色・・・。実は大瀬崎でも以前は見られた光景なんですよね。

最後に見たのは10年以上前。冬の外海、柵下だったかな〜。お客さんとガタガタ震えながら見たのをふと思い出しました。

この冬、ちょっと狙ってみよう!

さて最近は、ウミウシカクレエビのニシキウミウシバージョンがお気に入りです。エビ&ウミウシともにアイナメの卵塊に負けないくらいの鮮やかさ!山が紅葉するこの時期になると、大瀬崎にも登場します。




来年の年賀状用にいかがですか?(ちなみに来年は寅年ですけど・・・笑)

アイナメの卵保護

11 10, 2009 | Posted in 10日 宮城/志津川 ・ 佐藤長明

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11月と言うのに気温は例年になく温かく日中で20度に届く日もあります。
とはいえ宮城でも山々の紅葉は終わりに近づき初冠雪の便りに移行しつつあります。
いよいよフィールドの生き物たちにも繁殖期が近付きつつあります。
このころ最も楽しみにしているのがアイナメの卵保護です。
オスは山の紅葉にも負けない美しい金色に体色を変化させメスの産み付けた卵塊を大事に守るのです。
この様子は年末まで続きます。
ainame

目玉オヤジ

11 09, 2009 | Posted in 9日 西表島 ・ 佐々木要

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ガイドの仕事は安全に水中を案内する、これは基本!それに加えて生物を探したり生態を紹介したり
するのですが、年中潜っていると色んな生物に出くわします。
そんなときふとこれって食えるんかな?と思う時があるんです。皆さんはありませんか?

もちろん潜って獲るのは海人の仕事。我々とは別職なんですが、うまいんかまずいんかはまた別、狩猟民族!?が持つ自然な興味で今でもタコを初めて食おう!と思った人は尊敬に値しますよね。

先日もガイド中にこの魚はこんな生態やで、ここはこんな撮ってみたらとアドバイスするも隣で群れてるデバスズメダイが目に入り「からあげ、煮つけで食べられる」と書いてあった沖縄マリン出版が出している沖縄魚図鑑を思い出しました。
大きいスズメダイは以前海人の家に行った時お吸い物の中にドンと出てきたけどさすがにデバスズメダイはねぇ・・・。
とデバスズメのから揚げを想像しながら一人笑いをしていた時にちょうど1クール撮り終えて一息入れているゲストを捕まえて
「デバスズメは食えるんよぉ〜から揚げ・煮つけがいいんやて〜」

隣にはウツボも発見!

「うつぼは高知じゃたたきやすき焼きで食うんよ」

食えるネタ、食い方ネタは前からやってるけどこれってゲストにとっては意外に新鮮だったりするんですよね。
マグロって高級魚のイメージですが沖縄ではそうでもないんです。ミミジャー(ヒメフエダイ)やアカジン(スジアラ)の方が人気だし、高値なんです。
ボードにも「刺身最高!」などと、とうとう道をはずしたガイド屋になってしまったかと
自分でも思われるようなプチクッキングレシピまで・・・・。
沖縄に来る前は居酒屋の厨房に長いこと居たんでペンが進む進む!!
そんなネタガイドも終盤を迎え船に上がる手前で見つけた蜘蛛貝。
形が歪だけど模様や光沢もあり貝細工屋さんでも売られている人気な貝で知ってる人も多いのだが、以外に貝に目があるのは居られていない、それも人間の目に近い感じでゲゲゲのキタロウの目玉親父似なのでこんな感じと説明もしやすいのである。
見た目はちょっと引く感じだけど、見出すと意外に面白くてニョロニョロ出てきて回りの気配感じながら様子を伺っている感じ、でも魚が通るとササッと引っ込んではまた出てくるの繰り返し。
ただ結構シャイなんで我々も最初は用心して近づくのだけど、貝も慣れて?くるのか時間と共に目玉との距離も近くなり逃げていかないのである。

蜘蛛貝

蜘蛛貝はスイショウガイ科の巻貝で殻外の外唇から7本の長い突起が出ている形が「蜘蛛」に似ているからだそうだがこの突起が1本少ない「スイジ貝・水字貝」は6本の突起が漢字の「水」に似ているので玄関先に火よけのお守りとして飾られる風習があるのである。

しかい1本違いで「蜘蛛」か「お守り」とはえらい違いですよね。

でもこの2つ幼貝の時は突起など無くどこにでもある普通の巻貝でよく砂地の転がってるんです。
全然姿形が違うんでこれもゲストはビックリしてますね。

鉄さんのホリミヌヅツミの貝ネタに比べるとお粗末ですいません(笑)・・・でも見慣れた貝も腰をすえてみてみると楽しい発見が見れるはずですよ。

あっそうそう、蜘蛛貝は食用で非常においしいんです・・・・。
沖縄の市場で鮮魚店を探して是非御賞味あれ。



西表島:ダイブラティーク

佐々木要





ホリキヌヅツミ

11 07, 2009 | Posted in 7日 静岡/三保 ・ 鉄多加志 | Thema スポーツ » ダイビング

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僕の生活する静岡県清水区折戸は、岸山さんや堀さんが多くお住まいですが、今日のネタは苗字の堀さんではなく、バニー(ウミウサギガイの仲間)のホリさんの方です。ホリキヌヅツミを三保で観察したのは、これが初めてです。

horikinu_cl.jpg

過去に、近似する種としてソリキヌヅツミやヨシオキヌヅツミなどを見たことはありましたが、こいつは初見です。

horikinu_sq.jpg

しかも、スミレコボレバケボリばりに、ホストのポリプに連動して外套膜を変化させます。この変化はもう擬態の域を通り越して「美」の領域に達しています。

horikinu_op.jpg

このヤギには、ガラスハゼやミネミズエビが着きます。しかし、偶然か必然なのかは分かりませんが、このホストにはホリキヌヅツミ以外はいませんでした。赤は、比較的影響を及ぼし易い色で、このヤギをホストとする生物は、皆影響を受けて赤くなります。これはヤギを食べる事でカロチノイドが蓄積され、色が変化していると考えられ、食べる事と擬態が基本的な部分において合致しています。もちろん、ウミウサギガイの仲間は他のホストにおいても、この現象があるのでこのヤギに限った事ではありませんが、特に赤いヤギに関しては、それが顕著に見られます。「朱に交われば赤くなる」は、あまり良い例えで使われる諺ではありませんが、この場合は朱に交わる事に因って、自己防衛ができる訳ですから、人間の比喩とは違った、交わりの大切さの例えとなるはずです。その点、ガイド会の面々は、交わる事によって、己の足りなさを知り、赤面して自己を正す...自然界のような関係があって良いなぁ〜と思う事があります。

鉄 多加志  Tetsu Takashi
プロフィール(ガイド会WEB内)
http://www.guide-kai.com/member/t.tetsu.html

ダイバーズ・プロ アイアン
静岡市清水区折戸2-12-18
ph: 054-334-0988 fax: 334-5524 E-Mail: iron@if-n.ne.jp
http:// group-iron.qp.tc/

シーズン到来かな〜?

11 05, 2009 | Posted in 5日 沖縄本島/宜野湾 ・ 蓮尾栄

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みなさん、お元気ですか?沖縄本島から、蓮尾がお届けします。

最近の沖縄本島は、台風やら、寒冷前線やらで、海は大荒れ!
ポイント選びに苦戦する毎日が続いていましたが、やっと寒さも
和らいだ感じです。すっかり秋の沖縄に変わって、風は北寄りの日が
多くなりました。ついに私もロクハンに衣替えです(笑)

さて、北風が吹くシーズンと言えば、ついにドロドロポイントの解禁です。
そうです、ここ最近本島では有名な「レッド・ビーチ」です。
ここは、東側にある超〜内湾のポイントで、米軍・海兵隊の輸送船が接岸する
船着場があるビーチです。この辺のビーチは遠浅なんですが、船着場だけあって
水深が簡単に10mくらいは取れるので、のんびりマッドダイビングをするには、
最高の条件がそろっています。

マッドダイブと言えば、やはり泥ハゼが中心になりますが、それ以外にも、沖縄では
珍しいトガリモエビや、ゴルゴニアンシュリンプなどの珍しい甲殻類や、ミミックオクト
パスやイッポンテグリも見る事ができます。そして、やはり外せないのが、ウミウシ類ですね〜
ここ数年、ウミウシブームにより、この「レッド・ビーチ」も大人気スポットになってしまいました。
同じガイド会の津波古くんにも良く会いますな〜(笑)

 ま〜ダイバーが多くなると、マナーが問われる訳で・・・泥の巻上げはともかく、昨年は
 米軍の船が入港するのにダイビングを続けていたりする、悪質なマナー違反があったようです。
 
 私は10年ほど前から、このビーチへ潜っていますが、泥ポイントとは言え、水中の風景は
 様変わりしています。マナーを守って、いつまでも大事にしたいポイントです・・・
 ここで潜るみなさまにマナーの厳守・・・ご協力お願いしたいです。

さて、ウミウシと言えば、この「レッドビーチ」では、いろんな変わりダネが出てくるのですが、
その中でも、私が一番お気に入りのウミウシがこれ!

「Chromodoris hintuanensis」  クロモドーリス・ヒントゥーアネンシス です。

なんと記載されたのが1998年と、まだ最近のことのようです。

このグラデーションが、最高傑作ですね〜ほんとすごいです。


09-11-05-coral-hintu-1a



09-11-05-hintu-2

〜沖縄本島 ダイブスタジオ コーラル 蓮尾 栄〜


エチゼンクラゲ襲来

11 04, 2009 | Posted in 4日 伊豆/大瀬崎 ・ 鈴木康裕 | Thema 地域情報 » 静岡県

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こんばんは、西伊豆大瀬崎のSU-です。
台風18号で壊滅状態だった外海のエントリー口も、ようやく修復されて全ポイント楽々エントリーできるようになりました水温も20〜23度と安定していて、透視度も8〜15メートルとようやく秋らしい大瀬崎の海になってきましたよ\(^o^)/

今週はマンボウも出現!!いよいよ秋のマンボウシーズン突入でしょうか?!
今年は春に沢山見られていたので秋も期待大です


話は一週間程前に戻りますが、大瀬崎でもエチゼンクラゲが多く見られていました
大きいものでは3〜4メートル近くあったようですね〜。
私が見たのは1〜2メートル程度でしたが、間近で見るとかなり毒々しいです

091029etizen-1.jpg

このエチゼンクラゲ、皆さんもご存知の通り、相変わらず各地で騒ぎを起こしているようです

今までは間近で見ることが無かったのであまり実感が沸きませんでしたが、こうして自分の
ホームポイントにも沢山出現すると色々想像しちゃいますね〜。


こんなのがエントリー口にわんさかいたらどうしよぅ。。。


な〜んて考えるとゾッとしてしまいます




写真を撮っている間はすっかりそんなこと忘れちゃいますけどね







ダイビングショップ海童〜かっぱ〜

鈴木 康裕 SU-

http://www4.tokai.or.jp/ose-kappa/



トビエイの群れ

11 02, 2009 | Posted in 2日 小笠原 ・ 田中美一

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小笠原の10月の連休は9月のシルバーウイークに続いてまた台風にやられてしまいました!せっかくマッコウクジラとセットにしたツアーを予定していたのに残念、来年になってしまいますが、この借りは必ず返して見せますので、みなさんまた是非お越し下さい。

季節はもう11月になり、内地では紅葉のシーズンですね、季節の移り変わりが劇的に変化する小笠原の海ですが、これから冬にかけて海の主役達も次々に入れ替わってゆきます。

ここ何年かの秋〜冬にかけての目玉の一つがこれ、ポイント「閂ロック」のウシバナトビエイの群れです。

ここを潜り始めたのは2003年頃、当初は100匹近い群れが毎回見られたのですが、近年は多くても50ほど、減ったとはいえ、充分見応えがあります。ウシバナトビエイの群れは、二見港の奥とか兄島、滝ノ浦とかのどちらかというと内湾で見られることが多いのですが、ここは潮流の速い南島瀬戸のど真ん中、風向き、潮流、ダイバーのスキル等、クリアしなければならない条件は多いのですが、11月は透明度が良いことが多く、ご覧の様な抜群のロケーションの中で楽しむことが出来ます。

この写真を撮影したのは去年の11月10日頃、お正月までは30〜50位がコンスタントに見られ、年があけてしばらくすると少なくなって行きました。今年はまだ3〜5匹ほどしか確認できていませんが、例年ですとこの連休明け位から数が多くなっていくことが多いです。今月はこれ目当てでやってくるゲストがほとんど。例年通り群れてくれるのか?ガイドとしては今からハラハラドキドキですが、結果は次回報告しましょう。

田中 美一  TANAKA YOSHKAZU

プロフィール(ガイド会WEB内)
http://www.guide-kai.com/member/y.tanaka.html

ディープブルー オーシャンガイドサービス
東京都小笠原村父島字東町 父島ビューホテル1F
ph: 04998-2-7280 fax: 2-7281 E-Mail: info@d-blue.info
http://www.d-blue.info

最高の瞬間【放浪編】

10 31, 2009 | Posted in 1日 久米島 ・ 川本剛志

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gingame-kawmoto


皆さん、こんにちは!久米島の海から、一般的に受けそうな画像から入った姑息な川本です(笑)。
いかんいかん、ガイド会の会員たる者、骨太な話題を提供しなければ??
因みに、画像はギンガメアジの群れを背に求愛行動に励むヤマブキベラの雄です(中央にいる
ヤマブキベラが小さすぎて解んない??いいから、いいから、雰囲気、雰囲気です)。
さて、今回は雑種(ハイブリット)のお話でいきたいと思います。

生物間の雑種は、研究者サイドで考える以上に自然界では頻繁に起こっています。
特に、ベラの仲間達の間ではその最たるものなのではないでしょうか?
沖縄では普通に浅場で見られるハコベラやヤンセンニシキベラ・ヤマブキベラ・オトメベラや
セナスジベラなどなどのベラ達の雄は、自分の繁殖行動を邪魔されないように、お互いを牽制
しあいながら、狭い時には半径3mぐらいの範囲で求愛行動から繁殖行動を繰り返します(こ
こでの邪魔されないようにという意味は、他種の雄が自分の雌を誘おうとすると言う意味では
なく、自分の動きを邪魔されたくなくてという意味です)。

otome-kawamotro1


otome-kawamoto2


画像は、2枚ともオトメベラと同属の別種のハイブリットだと思われる画像です。
図鑑と見比べれば、色彩が通常のものとは異なっているのが解るでしょう。最近
では、この属に人工授精ではない自然雑種があることが報告されているので、同
属の別種との交雑個体の可能性もあり得ます(つまり、AにBとCのハーフが混
ざって生まれると言う意味です)。ただ、これらの雑種は、ちょうど中間的な特
徴を持っていれば見分けやすいのですが、そうでないと画像だけでは判断のしよ
うがないのです。あくまで、想像ですが、画像の個体は、体側の前部が淡くなっ
ている感じはヤマブキベラに似てるように思いますが??
もし、交雑個体だとすれば、仮に産卵放精に至ったとしても子孫を残せるかどう
かは解りません。また、交雑個体でも戻し交雑によって繁殖可能となれば、遺伝
浸透によって一方の種の特徴がもう一方に取り込まれることも起こりえます。
そうなるといろいろな色彩のものが観察される可能性もあるでしょう。実際、コ
ガシラベラにも「??」っと、言うような体色をしているものもいますから、そ
んなことが原因なのかも知れません。
 それにしても、これほど頻繁に交雑個体を観察される事自体が最初は驚きでし
た。交雑が一代限りなのか、戻し交雑や雑種個体同士の交雑が可能なのか、いろ
いろ興味深いところですが、何とも、観察や画像だけから結論を導くには事例を
積み重ねていくしかないのです(泣)。


自然雑種{人工授精に対する自然という意味で、交雑はここでは種間を意味して
います。その段階に偶然性の高いものから(側で放精放卵してた別種の精子か卵
子の受精してしまうという事)、ペアを作るものまでいろいろあると思われます
が、ある雄が別種の雌と繁殖行動しているのは観察した事がありません。なお、
補足ですが、野外ではあり得ない種同士でも、人工授精ならF1ができることはよ
くあるそうです。驚きの話ですが、属間ですら雑種ができるそうです。すげぇ〜
な〜!新種作って、発表しちゃおうかな(笑)}

戻し交雑{AとBの雑種が生まれた場合、その個体がAとBのどちらから、より
多くの遺伝情報を受け継いでいるのかでその雑種の特徴がでると思われます。つ
まり、ハコベラとヤンセンニシキベラの雑種の場合、その個体にハコベラ色が強
ければ、ハコベラの雌と繁殖行動を行います。そして、自然にその雑種の子孫は
、雑種から元の固定の種に戻っていく交雑の事です。}


色々と小難しいお話になりましたが、最後は、ハコベラとヤンセンニシキベラの
ハイブリットの画像です。顔がハコベラで体がヤンセンでしょ?これは、解りやすいでしょ?!
来月は、ベラの繁殖についてのお話です。
「またかい?!」と思われた貴方、結構突っ込んだ内容も書きますから、乞うご期待ですよ!!

hako-kawamoto


川本 剛志  KAWAMOTO TSUYOSHI

プロフィール(ガイド会WEB内)
http://www.guide-kai.com/member/t.kawamoto.html

DIVE ESTIVANT
沖縄県島尻郡久米島比嘉901-3108
ph: 098-985-7150  fax: 098-985-7151
url: http://www7b.biglobe.ne.jp/~dive-estivant/

HIROの写真奮闘記”白黒写真”

10 30, 2009 | Posted in 30日 フィリピン/セブ島マクタン ・ 細谷洋貴 | Thema 写真 » 水中写真

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またまたセブよりHIROがお送りいたします!!(^^)

今回はまっている写真はというと…

ズバリ!!白黒写真!!!!

ということで今日は僕の撮った白黒の写真をご紹介していきます。

海の写真となると
『青い世界』 『色々な色がある』 『綺麗な色の生物』
なんていうイメージが多いですが

・動き ・形 などが面白いという生物もけっこういるものです。

まずはこの写真!!
写真を撮られる皆さんには人気の高い魚ですが…。
この個体ってあまり綺麗な色じゃなかったんです。。。

セブ島ダイビングショップ アクアスケープ HIRO1
そこで動きや形に注目して白黒で撮影してみました!!

またちょっとした群れなんかも白黒で撮ってみると面白いものですよ(^^)

この2枚の写真もそうです!!

けっこう良くみる魚でベテランさんだと写真も撮ってもらえないような可愛そうな魚です、、、

セブ島ダイビングショップ アクアスケープ HIRO2

セブ島ダイビングショップ アクアスケープ HIRO3
しかし、こんな魚もじぃ〜っとみていると面白い動きをしたり!
群れとして面白い構図になったりするものです。

こんな風にいつもカラフルな世界を白黒でとらえてみては!?!?
セブ島ダイビングショップ アクアスケープ HIRO4
意外と普段は気がつかなかった面白い写真が撮れるかもしれませんよ〜!!

ということで今回はまだまだ白黒写真勉強中の写真ばっかりで失礼致しましたぁ〜!!

セブ島ダイビングショップ アクアスケープ HIRO

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