季節は冬へ

11 18, 2016 | Posted in 18日 函館・佐藤長明

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雪虫も舞終わりを迎えいよいよ本格的な冬を迎えます。
寒々しい景色とは裏腹に水中は生物たちの繁殖期を迎えました。
9月に始まったアイナメの繁殖の様子を先月に引き続きご紹介致します。
オス親が時間をかけつつ守る卵塊は徐々に成長を遂げいよいよふ化のタイミングを迎えました。
そんな様子をご紹介いたします。


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通うほどに人馴れし一瞥をくれると一気にグイグイガブガブ威嚇してきます。
そんなオスが守る卵塊はいつ孵化を迎えてもおかしくない状態です。


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親の威嚇をかわしつつ観察すると一匹の仔魚が生まれました!


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ふ化には親の存在が欠かせません。
胸ビレで刺激を送ったり口に卵塊を含み一気に吐き出したりとそのタイミングを逃しません。


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その甲斐あって卵塊からは多くの仔魚たちが生まれ出始めました!


prettytail shrimpgoby
ピークともなるとご覧の通りです。


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この中でも生き抜けるのは数えるほど…応援せずにはいられません!

紅葉のスタートは繁殖のスタート

10 18, 2016 | Posted in 18日 函館・佐藤長明

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少しバタバタしていて更新内容が薄いことお詫びいたします(^^;;

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神社前解禁の季節到来!

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山が日々色づく頃、水中でも色づき始めるのがアイナメです。
オスが抱卵開始です!

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生みたてピカピカの卵塊は美しい(^ ^)

異例な夏でした

09 18, 2016 | Posted in 18日 函館・佐藤長明

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今年は北海道への台風上陸など広い北海道全道に被害が及びました。
水温は例年より幾分高く推移するなどの現象などもあります。
明日から何かが大きく変化するわけではないと思いますがこれが当たり前になることが恐ろしい^_^;
そんなこんな考えているうちに季節は夏から秋へと変化してきました。
水温が下がりきらず越冬したヒメイカは6月から繁殖し生まれた稚イカたちが今年二度目の繁殖期を迎えました。
そして、魚類もクジメを皮切りに本格的な秋へと移行していきます。

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稚イカたちが成長し今年二度目の繁殖に突入です。

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縄張りを持ち本格的な繁殖期に突入しつつあるクジメ。
写真は以前に撮影したものです。

夏から秋へ

08 18, 2016 | Posted in 18日 函館・佐藤長明

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こんにちは!
昨日まで大荒れの函館からのブログです。
北海道にまで低気圧の勢力を落とさずに台風がやってくる今日この頃。
進路が気になるようになってしまいました。

さて、夏ということで北海道でもスノーケリングや体験ダイビングなどノンダイバーと接する機会が増える季節です。
このタイミングは一年で最も海藻類の少ない季節でもあるので見渡す景観が幾分殺風景です。
しかし、私てきには撮るべき被写体も多いので少し紹介させていただくことにします。
まず最初の写真は「ワカメ」です。
胞子を出し終え立ち枯れていく姿は哀愁が漂います。

ワカメ


そしてそんな涸れた大型褐藻にはまだ小さな帆立貝たちが所狭しとひしめき合います。
今年は水温も高くすでに数を減らしつつありますがまだ楽しめます(^ ^)
足糸と呼ばれる糸状のもので海藻にくっつき成長し海藻が枯れるとともに脱落した後、水底での生活を開始します。

ホタテ


群れ?で撮っても良し単体で撮影しても良しの意外な被写体「ホタテ」も撮ってみませんか?

ホタテ2

一種徹底!「ヒメイカ編」

07 18, 2016 | Posted in 18日 函館・佐藤長明

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日本各地で観察できる「ヒメイカ」は世界で最も小さなイカとして知られています。
大人でも体長2約cm程と小型であることと胴から粘液を出してアマモや海藻など様々なところにくっ付いて生活することができます。
これはイカの中でもくっ付くことができるイカはヒメイカの仲間のみなのでこれだけで他のイカとの見分けがつきます。

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本来、函館(ウスジリ)の海でヒメイカの観察時期は水温の関係から、9〜1月までの4ヶ月間に限られます。
その中でも繁殖期は9~10月の中旬までが限界のようです。(今年は例外)
観察場所によっては年に2〜3度の繁殖期を迎えるエリアもあるようで、うらやましい限りです。
しかし今年の冬は水温が下がり切らずに生き残ったため通常年1回(10月〜11月)だった繁殖が2度に増えたのです。
これは毎年繰り返される訳ではなく今年はたまたま生き残ったために見られた繁殖と考えています。

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摂食について
ヒメイカならではの特徴は、食事方法にもあります。
それはエイリアンばりに口が伸びる事です。
獲物をがっちりと抱え込んだら自慢の伸びる口を獲物に差し込み、その中身だけを食べ殻は捨てちゃいます。
観察していても面白い行動なので、ぜひフィールドで観察してみてください。

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ヒメイカの雌雄について
ただでさえ小さなヒメイカをフィールドで見分けるには、ポイントがあります。
繁殖期に入った個体限定ですが、いくつかのコツをご紹介いたします。
まずは体サイズに注目しましょう。
オスよりもメスの方が大きく、また黄色味がかった体色をしている事が多いようです。
そしてメスの胴をよくよく観察すると、先端に近い部分には卵を発見できます。
ここまで押さえられれば、その個体は確実にメスと言ってよいでしょう。

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オスの胴部先端には、精莢(せいきょう)と呼ばれる精子の束が白っぽい塊として見られます。

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ヒメイカの産卵について
メスの産卵は、30~40分ほどかけて一粒ずつ産みつけます。
アマモや海藻など産卵基質そのものにこだわりは無いようですが、基質の幅にポインがあるように感じています。

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繁殖・交接について
ヒメイカは、オスがメスに精莢(せいきょう)と呼ばれる精子の束を腕の付近に渡します。
メスは産卵に際しその精子を使って受精卵にします。
産卵時は最も交接が観察しやすいタイミングです。
産卵を始めたメスは産卵終了までその場にとどまるため逃げることが少なくオスにとっては絶好の降雪のタイミングとなります。
また、メスは同一個体かは不明ですがすでに産み付けられている卵塊に連続してうみつける習性があるためオスは卵塊が産み付けられている場所に陣取りメスが来るのお待ち受けます。
メスが産卵に訪れ産卵を開始するとオスたちは我先にと交接に至ります。

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この時オスたちはスイッチが入った状態になるため時々間違ってオスに対して交接を行う個体も現れます(^^;;

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卵塊について
産み付けられた卵塊は透明感があり写真で撮影しても魅力的です。

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時間の経過とともに卵塊は浮遊物などが付着し中の状態が見えにくくなりますがよく見ると眼が出来たのを観察できます。

10_2016071817401562e.jpg


そして孵化を迎えますが、孵化までの期間はエリアによっても差がありそうなので、明言は避けさせていただきます。

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こんな身近にいる世界一小さなイカを観察してみませんか?

写真・文 佐藤長明
http://gruntsculpin.com/

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