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ニューカレドニアへ行ってきました!

02 09, 2011 | Posted in 9日 西表島 ・ 佐々木 要

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流行に敏感な小生はずーと風邪に悩まされています・・・。
インフルエンザじゃないのが救いですが、皆さんも気をつけて下さい。
長引きます。

西表島の2月ネタと行きたい所ですが、先日当店の海外ツアーで天国に一番近い島!そう!!
ニューカレドニアへ行って来ましたのでその時のお話を・・・。
サービスは勿論!!ガイド会メンバーである理志さん率いるアリゼにお世話になりました。

先月の26日、理志さんのブログにも書かれていますが、ニューカレドニアに真直ぐ何のためらいも無く向かってくるサイクロン!が接近中!!
直前までは先週上陸したサイクロンの凄さの話と来島する頃にはうねりも無くなり良かったですねぇ~と話してたし、エージェントさんとも天気もよさそうですよぉ!何て事だったんで安心してなんですが・・・・・・。
到着してすぐ衛星写真見るともう目まで出来ちゃってるしっかりした台風ぅぅぅ~~~~になってるじゃあ~りませんかぁ!!

まだ熱帯低気圧程度、でしたが日本じゃ立派な台風クラス。

まじやばいっす。


とはいえ、ジタバタしたとこでどうなるわけじゃないので今日は観光し、夕方判断する事に。
先週のサイクロンで港の管理官も慎重になっているようでもしかしたら早めのクローズもあるかも・・・と言われ
たので観光も殆ど頭に入ってなく気持ちは台風の動きばっかり気になって。
もう、昨日神社と大社二ヵ所もお参りして来たのにぃ~!あっ海外だから教会へ行かなあかんかったかな?
神頼みも方法が間違ってたんか?
でも、めざましTVの占いは良かったぞぉ。

色んな余計な事ばかりが浮かんできます。




観光から帰りすぐネットで確認しても進路も変わらずドンピシャ。
注意報は島全域に出ていてこの警報が出るとハーバーがクローズになるとの事。
ただ、風はそこまで吹かない予報で下から高気圧が接近中。
状況的に・・・北東に1つのサイクロンが西へ、北西から1つのサイクロンが南東へ(これがやばい)そして頼みの高気圧が南西から北へ進んでいてもう島周辺はお祭り状態なのです。



結局のところ明日にならないと判らない。という事でもう飲んじゃえ!!という事で初日の夜は更けていきました。朝、4時に起きましたが風が若干だけど強くなりましたが思ったほどでもなく行けそうな気が・・・・。
天気図見ると・・・・あれ???
180度Uターンしてる???

天気図


ありえないっす!

サッカーの本田圭祐!野球の斉藤祐樹!の言葉をぉ借りしますと。










持ってます!!











初日のダイビング!多少波はあるもののポイントはジェンジェン問題なし!
2日目、波風もかなりおさまり念願のブラックマンタも見れて大満足!!
3日目、ベタ凪、ピーカン!透明度も良くなり大満足!!
終わってみれば天災の影響など何も無く、水陸共に充実したツアーでありました。


理志さんホントお世話になりました。



2010_12030023.jpg



*当日見れたブラックマンタの写真は透明度が悪かった為、写真・天気図画像は26日の小川さんブログからの抜粋です。ご了承下さい。





西表島:ダイブラティーク

http://www.lateequ.com










今年も宜しくお願い致します

01 09, 2011 | Posted in 9日 西表島 ・ 佐々木 要

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2011年も皆様宜しくお願い致します。

輝君、こっちも寒いんじゃよ!
部屋ではストーブ、家じゃホットカーペットもつけてるしね。
おまけに天気が悪い。
北風で雨も多い。
明日から海に出るんでしっかり防寒対策して行って来ます。

この季節は刺し網漁のシーズンであちらこちらで手伝いの要請がやってきます。
近海の魚なのでですが、掛かる物により海のバロメーターが判るのが刺し網漁なのですが
例えば、水温が下がると川に住むモズクガニ、シャンハイガニとも呼ばれている巷では高級食材のカニが寒さに耐えられず河口付近まで降りてきて網にかかります。
そのカニがかかり始めるとタコがカニを求めて浅瀬に上がってきてタコを求めてウツボも浅瀬に上がって来て網に掛かった魚まで食ってしまう。川の水温が20度以下になると見られる現象です。
網に掛かる魚も水温の変化によって産卵床を移動したり、また急激な水温の変化に産卵時期を間違えてしまったりと川や河口は水温の変化が激しいので魚達の活動も慌しくなるのです。最近では日本では珍しい「タマカイ」が河口で頻繁にかかり、港で釣りしてたおばちゃんまでが釣り上げてします珍事も起きました。
パラオとかに生息するのは結構深い水深に生息し体長2Mにまで成長する大型魚ですが、こちらで見られたのは80センチクラスとまだまだ中成魚。
そのうち西表でもMオーバーのタマカイに出会えるかもしれませんね。

今年もどんなサプライズがあるのか、はたまた1年じっくり成長を見届けられるヤツに出会えるか楽しみな1年です。
今年も昨年以上に精進していきますので宜しくお願い致します。

マンジュウ正月





師走ですねぇ。

12 09, 2010 | Posted in 9日 西表島 ・ 佐々木 要

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師走です。

西表島も高気圧のヘリに当たると猛烈な北風で手足が痺れるほど寒くなるんですが、
ヘリから抜けると27℃とポカポカ陽気でTシャツでも暑いくらいです。
12月になると週の4日は時化、3日は凪というサイクルで年を越すと凪の日がだんだん少なくなっていきます。
水は冷たいですが雨も少なくなり連日水も良くて写真日和な日が多くなるんです。

先日、大学の先生の研究資材を川に入れており途中経過を確認しに行って
そのまま上流渓流域でポイント調査をしてきました。
川なんで真水、20℃以下の水温で普段潜らない軟弱ガイドになっている!?せいなのかこの水は顔が痺れる位冷たい!
まぁ渓流域なんであたりまえなんだけど、今日はやけに冷たく感じる。
罰ゲーム???上で氷入れてねーか?
そんな感じになる程冷たいのだが・・・・・
水中は常夏!熱いっ!!

潮の関係と研究の確認も後回しにしたんで時間が無く写真あまりが取れなかったのですが、大好きなボウズハゼがうじゃうじゃいて大興奮!

でも・・・・激流。

ワンピース、フード無し!
体勢を変えるたびに首から水が入ってくるんで鳥肌立ちながら撮ってました(笑
ストロボも使わずの証拠写真ですがご勘弁を・・・。

船だけでは行けなく、途中からカヌー漕いで行くかなりヘビーな奥地の川ですが、行く価値ありです。


haze






続・タコ

11 09, 2010 | Posted in 9日 西表島 ・ 佐々木 要

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佐藤君が西表島に来る前に私が葉山に参上しますよ!!
でも寒そうだから潜れませんが・・・・


さて昨日のタコネタ抱卵シーンを引き継ぎましてタコハッチアウトをご紹介します。
タコは3週間から約一ヶ月もの間穴の中に閉じこもり卵を守るわけですがハッチアウトが
終わると息絶えていきます。自分の命をかけて卵を還す親としての執念を目の辺りにすると胸が熱くなります。テンジクダイなんかは口中保育をしますが、空腹が限界になると卵を食べてしまうんですからね。タコとはえらい違いです。

タコの卵の数は一度にウン千個。ハッチアウトは一斉に出てきますので回り一面タコベイビーで先が見えない程になるんです。これはホント凄い!!
しかしあっという間に外敵がやってきてやっと殻から出てきてもすぐに戦いが始まるわけで色を変えたりわずかな墨を吐いては抵抗してる姿には生命力の強さを感じます。

見れるチャンスは数少ないですが沢山のダイバーの方に見て頂きたいワンシーンです。

タコハッチ1


殻からでる瞬間ですが・・・・・
すいません、ピンアマです。

タコハッチjpg


ダイブラティーク 佐々木要

ガイド会プロフィール
http://www.guide-kai.com/member/k.sasaki.html

解禁

10 09, 2010 | Posted in 9日 西表島 ・ 佐々木 要

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今日は西表島からのブログです。
台風11号以降急に秋めいてきました。朝夕は涼しくなり季節風の北風も吹き始めましたが太陽が出ればまだまだ日中は常夏。気温も30℃近く迄上がりまだTシャツでいけますよ。

さて水中ネタではないけどこんなブログはええのかな?とも思いましたが、たまにはいいっすかね。

当店は漁師町に店があり10月になると刺し網漁が解禁になり近くの桟橋では朝方網に掛かった魚を外す光景が毎日見られます。
高値が付くエーグワーやカーエーといったアイゴやエラブチャー(ブダイ)をメインに狙い河口ではガサミといった高級食材マングロープガニを狙います。
外道も多く掛かり外しながらこの魚なんだぁ~?なんてコミュニケーションの場でもあるのですが
たま~に日本でも稀種な魚が上がり賑わい見せます。
以前はイバラエイが掛かりお魚オタクのバイブルIOPニュース(廃盤)にも取り上げられました!(2004August Vol.15,No8)
なんとイバラエイは日本からの報告例はこれが初めて!という快挙!!
写真をお見せ出来ないのが残念ですが名前の通りイバラ状の突起が無数に背面から尾鰭までびっしりあり体色は
茶褐色で尾鰭は暗茶褐色と地味。
アカエイ科なので体盤は円形で背面は中央が盛り上がっています。
背面の突起はかなり鋭利で毒がなさそうなので触ってみたがこれがかなり痛い!
しかしこの皮が伝統工芸として使われており、梅花皮鮫(カイラギザメ)の皮同様、刀拵や神田明神の鞍や鐙にも使われており貴重なのです。
そうと知らず漁師は最初「こんな食えねぇ魚は出荷出来ねぇ」と棄てており後から回収し博物館へ送った間一髪の代物なのであります。
はたまた捨て際に「この皮で孫の手作るか!」と冗談でも言っていたのが恐ろしいです。

また違うエイでは出産直前のエイから赤ちゃんが体半分でていて(エイは卵胎生が多い)取り出してみると!デビルマンのような奇形な赤ちゃんが!
びっくりして鑑識の先生に確認するとこういったのはよくあることで生命力も短い為人目には触れられない事が多いとの事。
まぁ見た事ないしっていうかこんなちっちゃいエイ自体そう見れませんよね。
エイの種類にもよりますが、出産は一度に10匹前後産むそうですがこの時出てきたのは3匹。残りは普通のエイの形してましたね。

エイ


サプライズと出会える刺し網は5月まで、今年はどんな魚が上がるか楽しみです。


佐々木 要

プロフィール(ガイド会WEB内)

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