アカネキンチャクダイ

06 06, 2017 | Posted in 6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平

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みなさんこんにちは。
東伊豆・八幡野「ダイビングショップ海好き」福田です。
気がついたら6月に突入です!!
今年は例年よりも水温の上昇が早く、八幡野は20度を超えています。
気温も高いので、すでに夏の気分で潜っています^ ^
春濁りも落ち着いて今は透明度も良好、このコンディションが続くといいですね!!

先日のダイビングで久しぶりにアカネキンチャクダイを目撃しました。
個体数がとても少ないようで、毎日潜っている僕でも滅多に見ることができません。
そして、ダイバーからも存在をあまり知られていません。
「模様が消えたキンチャクダイがいた」
と、エキジットしたダイバーから聞くことも多いですね。
ただ、一度出現すると同じエリアから離れることはないので長期間にわたって観察することができます。

2017060611534075c.jpg

キンチャクダイにとても似ていますが、黄色の縦縞が胸ビレ付近で終わっています。
突然変異、もしくはキンチャクダイの混合種ともいわれていますが、ペアで仲良く泳いでいる姿を目撃したことがあるし、近くのキンチャクダイに追いやられて、仲間に加えてもらえない姿も確認したことが過去にあります。
そう考えると別種ではないかな?と個人的には思っています。

また、臆病なキンチャクダイに比べてかなり寄れます。
それほど警戒心はないようです。

過去に八幡野のボートポイントで、同じ個体を5年以上確認できたこともあったので、今回の個体も八幡野で住み着いてくれるといいのですが…

アカネキンチャクダイを見かけると、ゲストよりもガイドがやたらと興奮するプロに人気の魚なのです。
海で見ることができると、ちょっと得をした気分になれますよ^ ^

史上最強に臆病なウミヘビ

02 06, 2017 | Posted in 6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平

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みなさんこんにちは。
東伊豆・八幡野「ダイビングショップ海好き」福田です。
インフルエンザが流行ってますね!!
そんな流行にいち早く乗ってしまい、昨日まで寝込んでいました;;
みなさんは気を付けて下さいね!!

ではでは、今回も八幡野で観察できる海の生物をピックアップして紹介させて頂きます。
意外と知ってそうで、知らない人が多いこちらの生物。

ホオジロゴマウミヘビ2017020601

ウナギ目ウミヘビ科の「ホオジロゴマウミヘビ」です。
伊豆で潜っている方にはそれほど珍しくはないと思いますが、砂地から顔を出している姿をたまに見かけると思います。
綺麗なオレンジ色なので、遠目からでも「あ、何かいる!?」って分かる色合いです。
しかし、少し近寄るだけであっという間に砂に隠れてしまいます。
「さっき、砂から顔を出していたオレンジの生き物は何だろう??」
という感じで、結局分からずに終わってしまう人が多いほど、とにかく少しでも気配を感じると隠れてしまう臆病なウミヘビです。

実は正式な名前が付いたのは僕がガイドを始めた頃。
それまでは、ガイド仲間からはパクパクと呼ばれていました。
パクパクと呼んでいた期間が長かったので、いまだにスレートにパクパクと書いてしまうことも^^;
ホオジロゴマウミヘビと、スレートに長々と書いている間に、引っ込まれちゃうという理由もあります(笑)
書き終わって指示坊を指すともう姿がない。。。ってことも多々あります。

過去、一度も全身を観たことはありません。
昔何度か全身を観ようとチャレンジしたことがありましが、すべて撃沈。。。
砂地に隠れてからの高速移動が本当に凄いウミヘビなのです。

機嫌が良い時は口をパクパクしています。
そして、警戒しはじめると口を閉じ、その状態で近寄ろうとするとすぐに引っ込みます。
この口を閉じた時に、一定の距離で待ってると、またパクパクしはじめます。
機嫌が戻ったら、また少し近寄り、これを繰り返していくことで接近できます。
なかなかコツが必要なウミヘビです。
「だるまさんがーころんだ!!」
こんな感じで遊んでいる気分になれる相手なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね^^
動きをマスターすると楽しいですよ!!

1科1属1種

12 06, 2016 | Posted in 6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平

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みなさんこんにちは、東伊豆・八幡野「ダイビングショップ海好き」福田です。
あっという間に12月に突入です。
僕が担当のガイド会ブログは、今年は今回で最後になります。
みなさま1年間ありがとうございました。
今年の1年も、八幡野でたくさんのダイバーそして生物たちと出逢い、素敵な日々を過ごすことができました。
来年も宜しくお願いいたします。

今回は少し深場で観察できるホタテエソのお話です。
あまり聞きなれない名前なので、「ホタテエソってどんな魚?」という方も多いと思います。

ホタテエソ

いつも腹鰭を足のように立てて着底しているので、立ち居振る舞いがとてもカッコイイですね!!
そして、綺麗な背鰭をピコピコと動かしている姿がとても可愛いのです。
体色がとっても美しくて、青、黄、赤、白のラインが水中で輝いて見えます^^

名前にエソと名付けられていますが、実はエソの仲間ではありません。
1科1属1種という珍しい生物です。
通年観察できる魚ではありますが、基本的に深場で観察できる魚です。
しかし、透明度の悪い日は比較的浅場まで上がってくることがあります。
伊豆では、春濁りの季節に浅場で観察されることが多く感じます。

水中で出逢うと美しさに魅了されてしまう、僕が大好きな魚です。
ん~、ブログを書いていたらホタテエソに逢いたくなってきちゃった(笑)

変化

11 06, 2016 | Posted in 6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平 | Thema 写真 » 自然観察

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みなさんこんにちは。
東伊豆・八幡野『ダイビングショップ海好き』福田です。
今シーズンは本当に水温が高く、海の中では僕たちが予想ができない現象がたくさん起きました。
今季の最高水温は28度。
例年では考えられない高い水温です。
僕たちダイバーにとっては、水温が高いことで快適に潜ることができたのですが、海の中で生活する生物たちはパニックですね。
高い水温の影響なのか、まさか八幡野でこんな生物が出現するなんて夢にも思わなかったという出来事や、逆に水温の上昇で今まで普通に観察できていた生物が全く確認できなかったなんてことも。

伊豆で一番心配されたことは、高水温の影響で海藻がしっかりと成長できないことでした。
岩肌に海藻が付着せず、ツルツルになってしまうこの現象を藻場焼けといいます。
海藻に隠れていた様々な生物たちの稚魚は逃げ場を失い生きて行くことができず、成長する前に他の魚たちに食べられてしまいます。
また、普段海藻を食べる魚や貝類も餌を失い成長できません。
このことで、貝類を食べる大きな魚たちも餌を食べることができなくなってしまい生きて行くことが困難になってしまいます。

サンゴの白化現象と同じように、伊豆の海域でも環境が崩れたことで様々な変化が現れています。
来年はどのような海になるのか?
僕たちが食する見慣れた海の幸が、今後は滅多に見ることができない状況になっていくことも考えられます。
地球の変化を考えながら、海の中を見て僕たちができることをしっかりと考えていきたいなと思います。

難しく考えてしまうこともあるけど、これこらも純粋に海の中を観て楽しんでいきたいと思います!!
写真は、先日見つけた少し不思議な模様のミツボシクロスズメダイです。
近くのイソギンチャクではたくさんのミツボシクロスズメダイが楽しそうに群れていますが、この子は隣のイソギンチャクで1匹仲間はずれ。



醜いアヒルのように、実は成長したら凄い美しい魚になるんじゃないのかなー?
と期待しながら見守っています^ ^

海に住むミミズ???

10 06, 2016 | Posted in 6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平

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みなさんこんにちは。
東伊豆・八幡野「ダイビングショップ海好き」福田です。
あっという間に10月に突入ですね。
今年の夏は台風にやられっぱなしではありましたが、
新たな生物が続々と出現したおもしろい年でもあります。

まさかのユウゼン出現に盛り上がり、その後もユウゼンが3回も出現!!
50匹ほどのギンガメアジygの群れに遭遇した時も感動でした。
そして今はカミソリウオがいっぱい登場中です。
捜索が楽しくなる毎日です^^

さて、そんな季節来遊漁で盛り上がっている八幡野ですが、
今日は不思議な水中生物のお話です。
みなさん、この写真の生物はご存知でしょうか?

カセミミズ001

カラフルなヘビ?ミミズ?とにかく不思議な姿の生物ですね。
実はこの生物はカセミミズと呼ばれている貝類になります。
溝腹綱のサンゴノホソヒモ科に分類するそうです。
貝類の祖先はカセミミズのように貝殻を持たなかったと考えられているそうです。
このように貝殻を持たないカセミミズは、
トサカやキサンゴに巻き付いて身を守ってもらいながら、ポリプを食べるそうです。

水中でじーーーーーーっと眺めていると...

カセミミズ002

ちょっとずつ体を動かしています。
ほんとうにちょっとずつです(笑)
なんだかシンプルすぎて愛着が沸きます。
軟体動物の進化を感じる生物の話でした。

なかなか出会えるチャンスは少ないですが、みなさんもいつか逢えるかもしれませんね!
その時に、「あ、あの時のカセミミズ!!」って心の中で思って頂けると嬉しいっす☆

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