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一目惚れ

11 22, 2013 | Posted in 山田彰宏

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 皆さんこんにちは!本日22日は佐渡島から山田がお伝えいたします。

 西村さん!タイでの活躍、情報楽しみです!頑張ってください!!

 
 さて先月からとても可愛らしいギンポに出会って、一目惚れ。
 人の気配を感じると穴にすぐ引っ込んでしまい、ストロボ光も苦手な恥ずかしがり屋さん。
 名前はアキギンポ。体長は10センチほど。

 akigimpo

 コケギンポ科やイソギンポ科ではなくタウエガジ科の仲間で、代表的な魚にはフサギンポが含まれます。

 頭部皮弁は複雑な形状で発達しており、特徴ある愛らしいたらこ唇にあご髭のような皮弁。
 成魚はフサギンポより大きくならないことや頭部皮弁の配列などで見分けることができます。
 フサギンポより体色が豊かでオレンジ系、被写体として最高です。

 何年も潜っている赤岩ポイントでの遭遇、
 潜り慣れているポイントですが目を細めれば、常に新しい発見や感動があります。

 もうひとつ11月のトピックスを紹介。
 カジカ類のペアが目につくようになりました。

 suipea

 写真はスイのペア、左側がオス、右側がメスです。
 他にもアサヒアナハゼやサラサカジカなどのペアが観察できます。

 suiosu

 オスの背びれは美しく、必死にメスへアピールしています。
 水中はまだ暖かいのでじっくりと観察することができ、交尾の瞬間が狙えるかも!?

 明日は慶良間諸島・渡嘉敷島より、
 武者修行が大好きな番田さんがこの冬のオススメ修行ポイントをお伝えします。

エチゼンクラゲ

10 22, 2013 | Posted in 山田彰宏

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 みなさんこんにちは!
 本日は新潟県佐渡島より長袖長ズボンの山田がお届けします。
 西村さん!ごめんなさいこの時期Tシャツはないです。
 しかし!まだまだ水温は22℃、ウェットスーツで元気に潜っております。

 遂に出ました!大型クラゲ、「エチゼンクラゲ」!!
 本来の生息海域は黄海、渤海、東シナ海ですが、対馬海流に乗って日本海に流入します。
 大きいものは傘の直径が2メートル、重さ150キロにもなります。

 今年は10月上旬頃から佐渡へ流れ着きはじめ、
 現在、大量発生とはいきませんがコンスタントに観察することができます。
 今回撮影した個体は岩礁の隙間に入り込んでしまった個体の写真ですが、傘は綺麗に残っていました。

 echizen

 沖合を流れるエチゼンクラゲは雄大で触手も長く、力強い美しさを感じます。

 echizen3

 クラゲを餌として好むウマヅラハギは流れてくるエチゼンクラゲを襲い、
 多いときには数十匹のウマヅラハギが群がります。

 echizen2

 また、エチゼンクラゲに付くアジの仲間、エボシダイ科の仲間などのパイロットフィッシュやジェリーフィシュライダーも魅力的な存在!
 ワイドは勿論マクロでも貴重な瞬間を狙えます。
 ただ、つい近づきすぎてしまい触手に触れミミズ腫れ…なんてことも、
 触手の刺胞毒がかなり強いのでグローブ、フードは必須です。

 さあ明日は慶良間諸島・渡嘉敷島より
 Tシャツ?短パン?てか衣類?海パン一枚あればいい!番田さんがお届けします。
 台風大丈夫ですか~?

 
 佐渡の海は佐渡ダイビングセンターにお任せ!
 〒952-0316
 新潟県佐渡市背合335-1
 TEL 0259-55-3103
 FAX 0259-55-3104
 http://www.sadodiving.com
 e-mail benkei@sadodiving.com

対馬海流

09 22, 2013 | Posted in 山田彰宏

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 柏島の西村さんに続きまして、毎月22日は佐渡島より山田がお届けいたします。


 今月二度目の三連休、先週の台風騒ぎから一転、穏やかな秋晴れが続いており、ダイビング日和の日々、良いコンディションです。
 陸上では稲刈りが行われ、新米を使ったお弁当を早くも食べています。

この時期になると楽しみになってくるのが、季節来遊魚、無効分散の話題です。
秋しか観察できない南の魚ですが、佐渡の海をさらに賑やかにしてくれる存在です。対馬海流の恵みに感謝!!
藻場をソラスズメダイ、キンチャクダイ、ミナミハコフグ、キハッソクの幼魚が元気に泳ぎ回っている様子が観察できます。

対馬海流によって流されてくるのは魚だけではなく、甲殻類も流されてきます。

 otome

 南の海ではお馴染みのオトヒメエビ、佐渡まで流れつくのは希なケースで初めて見ました。
大型魚類のクリーニングをしますが、佐渡に棲むカジカ、ベラの仲間には他のクリーナーがおり、常にアナハゼやキュウセンの脅威に晒されています。

 こちらはザラカイメンカクレエビ。

 zara

 この時期から多く観察できるエビの仲間です。
オトヒメエビと違いザラカイメンという立派なシェルターに隠れているため他の生物から襲われにくいので、
個体数が多く比較的見つけやすいエビです。
 抱卵している個体を見かけることもあります。

 甲殻類といえば、来月から佐渡では紅ズワイガニ漁が解禁となり、昼食のお弁当にカニがサービスで付き、おいしく大好評です。
 楽しいダイビングの後は美味しく昼食!!

 明日は…
 しれっと22日は山田がお届けしますと書き出しましたが、ブログを投稿したのは23日…
 番田さん!投稿を待ってもらい、迷惑をかけ申し訳ありませんでした<(_ _)>

 改めまして、
 本日23日は慶良間諸島・渡嘉敷島より
 番田さんが僕を待っている間に書きためた長文ブログを公開いたします。お楽しみに!!

 佐渡の海は佐渡ダイビングセンターにお任せ!
 〒952-0316
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8月の佐渡島

08 22, 2013 | Posted in 山田彰宏

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 みなさん、こんにちは。

 お盆のピークを乗り切り、一段落した佐渡島から山田がお伝えいたします。
 西村さん!気温42度ってすごいですね!器材があっという間に乾きそう…
 こちらは台風にも悩まされず、穏やかな日々が続き、毎日北小浦で潜っています。

 北小浦へ向かう道中の漁村では帰省した人たちで賑わっていました。
 おじいちゃんは目の前の海で捕まえたサザエを振るまい、おばあちゃんはしまってあったビニールプールを玄関前に広げ、孫たちを歓迎していました。
 のどかな田舎っていいですね。


 さて、8月上旬まで今一つスカッとしない水中でしたが、お盆休みシーズンには透明度20メートルオーバー、水温28度と最高のコンディションに恵まれました。
 コブダイ弁慶のいる赤岩へボートを出す漁師さんも水深20メートルにある赤岩や弁慶をボートの上から確認して、「今日も元気に弁慶が泳いでいるなぁ」と嬉しそうにダイバーと話を弾ませます。

 kobu3

 最近の弁慶、体表に付く寄生虫が目立ち、頻繁にクリーニングステーションへ入ります。


 今日はオレンジ色のオニオコゼに遭遇しました。
 赤岩にはオニオコゼが多く注意が必要ですが、カラーバリエーションが豊富でブサカワイイオニオコゼは絶好の被写体です。


 oniokoze

 明日は慶良間/渡嘉敷島より自由研究でお馴染みの番田兄さんが、夏休みの自由研究に悩む子供たちへ
 まだ間に合う!とっておきの!!自由研究法をお届けいたします。
 

 佐渡の海は佐渡ダイビングセンターにお任せ!
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話題沸騰中!

07 22, 2013 | Posted in 山田彰宏

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 皆さんこんにちは。
 かき氷のブルーハワイで舌を真っ青にしている山田が佐渡島からお届けします。
 
 
 さて前回お伝えした弁慶世代交代は新潟の地元紙をはじめ、全国紙にも取り上げられるほどの話題となり、
 多くの問い合わせをいただいております。
 新しくボスに君臨した三代目コブダイ弁慶を一目見ようと赤岩ポイントは連日盛り上がっています。

 先代同様人懐っこい三代目弁慶は潜行途中のダイバーに寄ってきて根まで一緒に泳ぎ、
 根上でダイバーに近づき大きなギョロギョロした目で伺い、撮影に応じるなどなんとも可愛い奴です。

 benkei

 
 なかなかの男前だと評判です。

 また、別のポイントではハナタツのベビーラッシュ。
 成魚同様海藻に尾を巻きつける1センチにも満たない仔魚ハナタツが多く観察できています。
 周りには悪食でなんでも喰らいつくアサヒアナハゼやサラサカジカが徘徊しているので、
 ヒヤヒヤしながら見守っています。

 hanatatsu

 さぁ佐渡も夏本番!水温は22℃を超え、透明度も上がって魚影も濃くなってきました。

 三代目弁慶と共に佐渡で皆様の御来島お待ちしています。

 明日は慶良間諸島は渡嘉敷島より番田さんがお届けいたします!
 番田さんはやっぱりかき氷にはラーメンのスープですか?

 
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