fc2ブログ

師走の海

12 07, 2017 | Posted in 7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 | Thema スポーツ » スクーバダイビング

0 Comments
みなさん、こんにちは。

7日は三保から鉄がお伝えいたします。

真崎のトップシーズン直前の10月、11月は天気や時化の影響で思うように潜れず、ストレスの連続でしたが、12月に入ってからは安定して潜れる状態になったため、冬のリサーチを開始しました。

IMG_8046.jpg

富士山の雪も宝永山まで冠り、風も西高東低の気圧配置が整い、真崎にとって最高の状態を形成しつつあります。

まずは、こんなカットから。

IMG_8011.jpg

沖堤のサクラダイの産卵が終わり、その生命の輝きがそこらじゅうで見られます。

中でも、キンギョ、アカオビ、サクラダイの幼魚の共演は見事!としか言い様がありません。

IMG_8017.jpg

その直ぐ横では、ナガサキスズメダイの幼魚が集っています。

台風21、22号の通過以降、姿を見ていなかったトガリモエビも戻って来たようです。

IMG_8076.jpg

抱卵中のメス。

IMG_8075.jpg

ペアリングしているオス。

IMG_8079.jpg

「やきもち」にしては小さ過ぎる2cmほどのオスの個体も見れました。
通常、このサイズは2〜3月にならないと目にする事はありませんが、もしかすると今年は早くから産卵が始まったのか、あるいはもっと深い水深では、早い時期での産卵が行われているのかも知れません。

こちらも、ちょっと早めのサクラミノウミウシとおもわれる1.5cmほどの個体を観察しました。

IMG_8070.jpg

いつもこの時期から見つかる個体は、もっと色が乳白色で、大きいので、違う種類かと思ってしまいました。

台風以降、残念な話題ばかりが囁かれていた真崎ですが、やっとトップシーズンを迎える準備ができたようです。

琴線に触れる生物がいるようでしたら、のぞきにおいでください。カレンダーも用意してあります。

さて、明日は葉山から輝くんが、冬色が濃くなった海の様子を伝えてくれます。
相変わらず、マイペースにやっているようですが、地元の海に対するブレない愛は素敵です。
そんな愛のあるブログを期待しています。

これで、今年は最後の投稿となりますので、みなさま良いお年をお迎え下さい。

サクラダイ産卵の終盤

11 07, 2017 | Posted in 7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 | Thema スポーツ » スクーバダイビング

0 Comments
みなさん、こんばんは。

三保から鉄です。

暫く、三保を留守にしていたので、スッカり変わった海中の景観に驚くとともに、自然の驚異というか、人間の無力さを感じます。

IMG_7805.jpg

この時季ならば、必ずと言って良いほど、冠雪した富士山が見れるのに、今年は1度だけ見た後は、こんな状態です。

水中に入って納得しました。水温は23.3度まで上昇していました。

砂地の斜面や沖堤の右側はかなり沖まで砂紋が広がり、底モノに期待が持てない状態だったので、沖堤に直行しました。

IMG_7785.jpg

アカオビハナダイとサクラダイの幼魚が密集していました。

IMG_7777.jpg

サクラダイの幼魚だけをピックアップしてみるのも、面白いかも知れませんね。

もぉサクラダイの産卵も終わりかなぁ〜と、あまり期待せずに(本当はメッチャ!期待してます)顔を上げると、ユルい潮に乗せて産卵前のランデブーを数ペアがしていました。

IMG_7798.jpg

まだ、潮のタイミングを読めば、一斉産卵とまではいかなくても、産卵シーンは期待できるかもしれませんね。

またこれから1本行ってきます。

さて明日は、ボートポイントで次から次へと葉山初の生物を見つけまくって、乗りに乗っている輝くんが、黒潮が入って透明度抜群の海情報を伝えてくれます。

輝くん、よろしくねぇ〜♬

サクラダイの恋

10 07, 2017 | Posted in 7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 | Thema スポーツ » ダイビング

0 Comments
7日は三保から、鉄がお伝えいたします。

さて、すっかり涼しくなって、秋を認めなければならないシーズンとなりました。
毎年、この時季になるとサクラダイネタしかないのかと思われるかも知れませんが、それくらい魅力的で面白いドラマを手軽に見れるのですから、取り上げずにはいられません。

IMG_7110.jpg

密集するオスの群れは、かなりの数になりました。

6月ころから、徐々に増えだすのですが、産卵が始ま(確認でき)る2か月後には、その数は目視できる範囲で4〜5倍にまでに膨らみます。

IMG_7143.jpg

基本的には、従来オスの20匹ほどの集団に、体長の大きめのメスが混じってゆき、2週間ほどかけて、雄化してゆきます。
不思議な事に、メスだけの集団では完全な雄化ができず、不完全なオナベの状態で繁殖行為におよんでいますが、果たしてその状態で放精ができているのかは確認できていません。

IMG_7113.jpg

ターゲットのメスを見つけると、オスは遊泳速度をアップして、メスに近づいてシンクロ状態を試みます。

IMG_7398.jpg

上手くシンクロ状態ができないと、業を煮やして前に回り込んだりします(笑)

IMG_7134.jpg

一旦シンクロ状態に入ると、このランデブーは1分以上続く事もあります。

産卵までの時間は、この産卵ダンスとも思える様な「舞い」が始まる位置によります。

つまり、比較的高い位置でシンクロナイズドスイミングが始まれば、産卵までの時間は短く、地面というか岩盤に近い場所だと、最高到達地点までの時間がかかるので、その分だけ長くなる・・・つまり撮影(観察)できる時間が取れるので、カット数を稼ぐ事ができます。

IMG_7135.jpg

産卵の瞬間は非常に難易度が高いので、狙いはしますがあまり高望みせずに、ペアリングの状況を楽しみながら、ベストショットを狙った方が良いと思います。

ただし、一斉産卵が始まってしまうと、狙える被写体も増えるのですが、その分だけ邪魔する個体も増えるので、途中でペアを解消してしまう確率も高くなります。

IMG_7399.jpg

この高さまでくれば(だいたい2〜3m)産卵に至りますので、無駄打ちしないで瞬間の見極めをして下さい。

この辺のデータは、昨年までには分かっていた事なんですが、今年は面白い事実が判明しました。

一斉産卵は、その日のコンディションで長かったり短かったり、盛り上がったり盛り下がったりを繰り返したりがあったりします。

今まで一斉産卵は下層に居るオスと中層に居るメスが一気に融合するものだとばかり思っていたのですが、今回の観察で、実は中層に居るメスは一定の数がオスの集団と混じり合い、そのメスの産卵が終了すると、次のメスの一定数が再び入り交じっていることが分かりました。

これが、盛り上がったり盛り下がったりに見える要因だったのです。

その瞬間を目撃して、理解した瞬間、頭皮の毛穴が開いて、その後に喜びというか愉快というか、快楽に近い感情に包まれました。このような「謎解き快感」は、問題が複雑であればあるほど、その度合いや後味の良さが長く続きします。
しかも長年観察していて、1枚のベールが剥がれたことに気が付くことの喜びは、ガイドとして海洋楽者として、この上なく尊い経験です。

またこんな経験をしたから、海に出てゆくことを止められないのだと思います。

さて、明日は葉山(三浦かも)のうみから輝くんが、涼しくなった気候とは裏腹の熱い情報を伝えてくれると思います。
By the Sea がオープンして、行きたいと思って随分と時間が経ってしまいましたが、やっとその時間が作れたので、近々お邪魔したいと思います。マジで邪魔だと思わないでください(笑)よろしくお願いします。

夜涼み

09 08, 2017 | Posted in 7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 | Thema スポーツ » ダイビング

0 Comments
みなさん、おはようございます。

三保から鉄です。

すっかりアップが遅くなって、輝くんの日程に食い込んでしまいました。

IMG_6747.jpg

なので、今月はあっさりと画像は1枚だけです。

先週の話しですが、ナイトで火照った体を冷ましていると、心地よく冷えて来た身体とは逆に、熱くなるシーンに遭遇しました。

キサンゴにユビナガホンヤドカリらしき姿が見えたので、単純に奇麗だから撮影していました。

何枚かシャッターを押している内に、フラッシュの閃光とヤドカリのリアクションに微妙な差異があることに気が付き、ファインダーを凝視して見ると、放仔しているではないですか!!

私が気が付いてから、10カットくらい切ったと思いますが、残念ながらお目当ての幼生は写っていませんでした。

こんな小さな出来事ですが、常に海では何が起きているのか分かりません。

それに、気が付くチャンスと運、理解能力が必要なんだなぁ〜と思った次第です。

さて、この後は直ぐに輝くんが葉山のホット(あるいは、タイの)な情報を届けてくれると思います。

では輝くん、よろしくお願いいたします。

なつ祭り

08 07, 2017 | Posted in 7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 | Thema スポーツ » ダイビング

0 Comments
みなさん、こん○○は。

7日は三保から鉄がお伝えいたします。

さて、夏といえば、花火や祭りが連想されますが、ここ清水でも7月の七夕あたりを皮切りに、毎週のように花火が夜空を彩り、手を替え品を替えの催しが繰り広げられています。

海の中も、徐々にネタがヒートアップしてきて、マダコの抱卵祭りやトガリモエビ祭り、アオリイカのハッチアウト祭など、派手な花火が打ち上がっています。

そんな中、以前1度だけ出たホッコクエビが現れました。

その時も、ナイトダイビングだったのですが、運悪くカメラを持っていなかったので、撮影することは適わず、長年の夢の生物入りをしていたエビでした。

IMG_6478.jpg

ガイドの性とでも言いましょうか、そんなに見たいなら、見れる場所で見ればいぃ〜ぢゃん!?ってことは、絶対にしないのです(笑)
もちろん、ガイドの肥やし的に「お勉強」に出かけることはありますが、自分の中の歪な線引きの「こっち」側に位置してしまうと、頑にかつ気長に待つことになります。

IMG_6485.jpg

それでも、これを目の当たりにして、念願のシャッターを押せば、その感動は演出されたどんな祭りよりも勝り、達成感に満たされるのでした。

海の中だけでなく、そんな清水の祭りも、「みなと祭り」で最高潮に達して、ウインドサーフィンとSUPの競技会である、第8回 MIHO Cupの会場の上空ではブルーインパルスが、風待ちをする選手たちを鼓舞するのでした。

IMG_2697.jpg

あまりの凄さに、ヒートが開始しても観客の視線は選手ではなく上空へ(笑)

IMG_2705.jpg

このクオリティでは、上空からの視線を会場に戻すのは難しいですよねぇ。

IMG_2710.jpg

さて祭りといえば、新しいボートポイントの開発に余念が無く、Nana By the Sea ニューポイント感謝祭開催中の三浦から輝くんがホットな海の情報を伝えてくれると思います。
ただし、現在台風5号が接近中なので、くれぐれも最新の情報で無くても良いので、ホットは「温めていた」情報と言う意味で構いませんので、よろしくお願いします。

« Prev Page Next Page »

ガイド会・世界の海ブログ



プロフィール

ガイド会

Author:ガイド会
ガイド会・世界の海ブログ
ガイド会のHPはこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
世界の海 (203)
ガイド会 (8)
1日 久米島 ・ 川本剛志 (105)
2日 小笠原 ・ 田中美一 (96)
3日 柏島・松野和志 (61)
4日 伊豆/大瀬崎 ・ 鈴木康裕 (67)
5日 沖縄本島/宜野湾 ・ 蓮尾 栄 (58)
5日 滑川・木村昭信 (13)
5日 伊豆/井田・出竈祐亮 (10)
6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平 (68)
7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 (93)
8日 葉山 ・ 佐藤 輝 (93)
9日 西表島 ・ 佐々木 要 (27)
10日 沖縄本島/恩納村・片野 猛 (21)
10日 樫山弘紀 (24)
11日 伊豆/大瀬崎 ・ 赤堀智樹 (94)
12日 フィリピン/セブ島リロアン ・ 五十嵐ガルーダ一規 (24)
13日 タイ/カオラック&タオ ・ 大村 健 (106)
13日 フィリピン/セブ島・白石拓己 (63)
14日 伊豆/川奈 ・ 八木かつのり (105)
14日 和歌山/みなべ・李 友喜 (45)
15日 パラオ ・ 秋野 大 (27)
15日 宮古島・國廣哲司 (56)
15日 久米島・田中伸 (9)
16日 和歌山/古座・上田直史 (78)
16日 パラオ・加藤栄一 (28)
17日 小笠原 ・ 南 俊夫 (79)
17日 石垣島・竹内友哉 (15)
18日 函館・佐藤長明 (69)
18日 鹿児島・松田康司 (10)
19日 長崎・中村拓朗 (34)
19日 葉山・永橋麗良 (10)
20日 八丈島 ・ 田中幸太郎 (108)
21日 柏島 ・ 西村直樹 (93)
22日 石垣島・多羅尾拓也 (25)
23日 慶良間/渡嘉敷島 ・ 番田武六 (108)
24日 鹿児島/屋久島・高久 至 (50)
24日 滑川・赤松悦子 (27)
24日 奄美大島・古田直基 (22)
25日 沖縄本島・木戸泰成 (38)
25日 兵庫/竹野・田中陽介 (12)
26日 山口/東部・小川智之 (38)
27日 熊本/天草・ 中野誠志 (91)
28日 沖縄本島/中部 ・ 津波古 健 (108)
28日 静岡/東伊豆・川坂秀和 (12)
29日 和歌山/串本・谷口勝政 (41)
30日 モルディブ共和国・前井 馨 (445)
アーカイブ (0)
山田道彦 (2)
菅野隆行 (8)
出羽慎一 (8)
金子剣一郎 (20)
遠藤 学 (3)
細谷洋貴 (24)
堅田純平 (46)
山田彰宏 (38)
矢内大介 (44)
高野 肇 (42)
遠藤 学 (15)
小川理志 (50)
川原綾子 (60)
中村奈苗 (34)
リンク
このブログをリンクに追加する
RSSリンクの表示