ここを凌げば！！

去年に引き続き台風らしい勢力でパラオを襲った台風30号。
フィリピンでは甚大な被害が出ておりますが
うちのスタッフの中にも家族と連絡がつかないものが数名います。
無事でいてくれることをただただ祈るばかりです。

フィリピンほどではありませんがパラオもまた被害を受けています
ただ、幸いなことに死傷者はゼロでして、
ダイビングポイントも現在確認できているコロール周辺エリアでみる限りでは
ダメージはほぼ見られません。
台風の中心からのほんの少し距離が違っただけでの天国と地獄・・・

それにしても確か19年ぶりとか報道されてたかな？
台風が30台に達したのは。

なんて言いながらすでに31号の卵が発生していて明日にはパラオの南を通過していきます
どうなってんですかね～？？



しか～しっ！！
ここをしのげばもう乾季。秒読みですぞー

外れたわけでは・・・

要さん
まずは写真展の成功おめでとうございます

どっしり具合が心のやさしさを表すならば着々と優しくなっているパラオから遠藤です

先月雨季なのに快晴続きで困っちゃいますな～
なんて話してたらそのあとずっと荒れ荒れです。。。

完全にバチが当たりましたね

反省です


さてそんなわけで大してめぼしい海ネタがないので
ここ最近ハマっていると言うか会社を上げて推進しようとしているものを
ネタにいたしましょう











はい、こちらです。

あ、タンク外れてますよ！！

って何度かマジでお客様から指摘されたことがありますが
サイドマウントと言うこういうスタイルなんです。
サイドマウントと言えばテクニカルダイビングだと言うイメージがありますが
そもそもテクニカルダイブとは水深４０メートル以深、
もしくは水深＋奥行きの合計が４０メートル以上の洞窟などのオーバーヘッド環境に浮力体やガスのバックアップ装備を持ってダイビングを行うことを指すそうです。
なのでサイドマウントで潜る事自体はテクニカルダイブであるとは言えません。

じゃあ、そんな中途半端なことやる意味ないじゃん

と、おっしゃるアナタ、いいことあるんですよ。

とにかく腰にかかる負担が少ないんです
割とこの業界は腰を痛めている方が多いですが
そんな方に本気でお勧め。
ただしビーチエントリーでのダイビングとタンクがアルミではなくスチールの場合はお勧めできませんが・・・
ボートダイビングでアルミタンクだったらエントリーはＢＣＤだけつけて飛び込んで船上からタンクを渡してもらって取り付ければ終了。
エキジットの際もいちいちＢＣＤを脱がなくてもタンクだけ外して船上のスタッフに渡せばＯＫ。
ね？　楽でしょ？？

ちなみに写真ではタンク２本持ってますが１本だけ持って入るのもアリです。
バランス悪そうに見えますがウエイトを遊動式にすれば簡単にバランスを取れるんです。そうするとなんだかスキンダイビングでずっと潜っているような手軽さですよ♪








赤堀さん、１０日アップに間に合わずがっつりはみ出してしまいました。
スミマセン！！

雨季のはずが・・・

はい、要さんにご紹介いただきましたのは
本来であれば台風予備軍に囲まれているはずのパラオから遠藤です。

９月と言えば台風シーズン真っ盛りで本来であればパラオも
毎年少なからず影響を受けているのですが
今年の夏はなんだかおかしいですよ・・・

本気で荒れたのなんてほんの数日だけ。
雨季とは思えぬいい天気＆いい海況の日が続きまくっております。










朝凪はもちろん















日中もこんな日が多い・・・


ベタ凪なのでイルカやクジラも探しやすいのよ♪
写真はコビレゴンドウです。

















水中も穏やかそのもの


あ、マリンレイクは四方をロックアイランドに囲まれているので
いつでもこんな感じだったっけ


今年は従来よりも北の方で台風が発生している機会が多いような気がしますが
その辺がこの好天に影響していると思われます。
これが地球温暖化の影響としたらこれから来年以降も
こういうことが多くなるのでしょうか？




嬉しいような嬉しくないような・・・
微妙ですねぇ



水温は３０度ありますがサンゴが白化していないのが不思議
要さんのところでは２９度で白化とおっしゃいますがパラオは年中こんな水温なので
耐性ができているのですかね？



どちらにしてもせっかくのチャンスなのでこれを逃す手はないですよ。
混雑しないこの時期にこんないいコンディションなのですから
皆さんぜひ遊びにいらしてくださいね。








遊びと言えば今年度のサファリトリップのスケジュールが発表になりました。
パラオではイレズミフエダイやカンムリブダイをはじめ、
バラフエダイなど数千～数万匹の魚たちが産卵のために集結したり、
産卵をしている光景に出会うことができます。
それらをはじめとして、他にマンタの群れやロウニンアジの群れなどの
スペシャルなネタを組み合わせて狙う企画がウチのサファリトリップです。
興味のある方はこちらをご覧下さい
http://www.daydream.to/palau/specialtrip.html
皆様のご参加お待ちしてまーす

そろそろ雨季

昔話になりますが僕がパラオに来た当事、捕食のマンタを狙って長い間潮待ちをするという光景は
なかったように思います。
潜る時間にちょうどタイミングよくマンタが捕食していたらそれを狙ったコース取りをするってな感じで
当事は潜っていました。
けれども圧倒的な質感で迫ってくる捕食マンタの迫力と脇を固めるグルクンやマダラタルミたちの
密度に圧倒されるこのダイビングにすっかり病みつきになったせいで
長い時には2時間以上もお客様を説得して待たせてこのネタに相当ハマッてましたねー。






そんだけ待たせてもうまく上げてくる潮の角度が合わなかったり
上げてきた潮の中にプランクトンがぜんぜんいなくて大外ししたことも数知れず・・・



付き合わせてしまったお客様にはホント申し訳ない思いをさせてしまっておりました




その捕食マンタ狙いのスタイルがあまりにも近年混雑を招き、マンタに窮屈な思いをさせていると言うことで
日系のダイビングショップを中心に時間帯を決めて禁止になっている。

禁止になっている時間帯は午前9時から午後3時半まで。

朝早い時間帯や夕方遅い時間帯はダイブクルーズ船を除いてよっぽど気合入れている奴しか狙わないだろう
ということで、少なくとも今までのような混雑は避けられるのでマンタに対するプレッシャーを和らげることが
できるというわけ。

最初はこの自主ルールに全く無関心だった欧米系のサービスにも徐々にマナーとして浸透してきていて
心なしかマンタものびのびとお食事しているような気が・・・

まもなく雨季を迎え、ジャーマンチャネルでのマンタの遭遇率が本来落ちるシーズンながら
ここ数年は比較的コンスタントに狙えているのはこのルールのおかげなのでしょうかね？







雨季に片足突っ込みだしたと感じる最近の天気にそんなことを思い出してみました。
台風7号ですがパラオでは風が南より担った程度で影響なく潜れています

なんだか沖縄の皆様に申し訳ないのですが・・・

被害のないことをお祈りしてますね

あくびの月？

パラオの６月はお客様が年間を通じて一番少ない
なのでポイント調査に行ったり船や器材のメンテをやったりと
とりあえず何かしらか普段ではできないことをやることが多いのです

そうするとファンダイブのガイドで出ることが少なくなるのですが
海況はベタ凪続きでおまけに海は空いてるというまさに絶好のダイビング日和！！
なのでフラストレーションは溜まる一方です。。。

ホントめっちゃ穴場なので遊びに来てくださーい！！
あ、でも下旬になるとそろそろ雨季の足音が・・・





ブルーコーナーのナポレオンもお客様が少ないので暇そうです
それにしてもよく伸びる口だこと
この伸びる口と分厚い唇は彼らにとってはなくてはならないものなのです
まずカメレオンのように左右非対称に動く目玉を使って岩穴の奥にいる獲物の位置を念入りに確認します。エサが逃げ込んだ位置が悪かったときには反対側の穴からプレッシャーを掛けたりして吸い込みやすい場所にわざと獲物を追いやったりと見た目に寄らず結構頭いいです。
そうしておいた上でお口を伸ばして穴の入り口を分厚い唇でぶちゅーって覆った上で
バフッってな感じで掃除機のように一気に獲物を吸い込む。賢いですね～～っ

泳ぎは鈍臭いのでその分狩りの方法を工夫しなければ生き残れなかったと言うのが本当のところでしょうね。





いつも飼いならされた犬のようについてくるので空気のような存在に感じてしまってますがちゃんと観察していると面白い生態目白押しですよ
新月周りによくやっているハーレム産卵も必見の価値ありです。
オスはそりゃもう次から次へと・・・

すげ～～


とても真似できませんな