黒潮大蛇行と寒波の影響
02 14, 2018 | Posted in 14日 和歌山/みなべ・李 友喜
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どもLEEです!
いや~しかし今年は本当に寒い日が続きますね~・・・。
先日も器材の洗い桶の水を入れ変えようと、桶を傾けてみると・・・厚さ4センチほどの氷の板がゴロっと落ちてきました。
L-DIVE史上初めてのことです・・・。 あまりに見事な氷の板なので、1日ベンチに立てかけていたのですが・・・夕方になってもあまり溶けずにそこに鎮座してました(笑)
さて黒潮大蛇行のお話はすでに皆さん、ご承知と思いますが田辺の海の特殊性が色んな影響を与えております。
特殊性って、なんやねん!ってことですが・・・田辺の海は黒潮が紀伊半島に接岸傾向にあるとその支流ががんがん入ってきて、南方系の生物なども居座ることがあるのですが、冬場寒気が下がり北西の風がビュービュー吹くと大阪湾の冷たい潮も入ってくるのです。
黒潮接岸傾向にあるとそれで暖かい潮と冷たい潮が混じりバランスが取れているのですが、黒潮が大蛇行し支流が入りにくくなると大阪湾の冷たい潮だけが入り、それがさらには寒波と重なると生物達に大きな影響を与えてしまいます。

サンゴ群生が見事なポイント「西崎サンゴ」では低水温からくる白化の影響が顕著です。 想像してたよりも白化の範囲が広く、今年はサンゴの減少は否めないでしょう・・・。
さらに・・・こんな光景も・・・・、

普通のウツボよりも冷水に弱いワカウツボの悲しい姿が目立ちます。 その他もクマノミの死がいやスジアラ、オトメベラ、コガシラベラなどなど・・・。
サンゴの白化や、魚達の死がいなどこの低水温に耐えられなかった彼らの姿に心が痛みますが、これもまたこの海の特徴でもあるんですね! 13年前の黒潮大蛇行の時も今回のような光景が広がっていました。 また黒潮が元に戻れば、これまた驚くようなスピードで海中は回復していきます。
大事なことはこの海をガイドする者として、黒潮大蛇行による海中の影響をしっかりと見つめ続けないといけないし、これをしっかりと記録していくことだと思います。
そうそう綺麗な写真もアップしておかないと!(笑)

ケヤリは今年も変わらずめちゃ綺麗です! 2月、3月、4月が一番綺麗な時期ですよ!
いや~しかし今年は本当に寒い日が続きますね~・・・。
先日も器材の洗い桶の水を入れ変えようと、桶を傾けてみると・・・厚さ4センチほどの氷の板がゴロっと落ちてきました。
L-DIVE史上初めてのことです・・・。 あまりに見事な氷の板なので、1日ベンチに立てかけていたのですが・・・夕方になってもあまり溶けずにそこに鎮座してました(笑)
さて黒潮大蛇行のお話はすでに皆さん、ご承知と思いますが田辺の海の特殊性が色んな影響を与えております。
特殊性って、なんやねん!ってことですが・・・田辺の海は黒潮が紀伊半島に接岸傾向にあるとその支流ががんがん入ってきて、南方系の生物なども居座ることがあるのですが、冬場寒気が下がり北西の風がビュービュー吹くと大阪湾の冷たい潮も入ってくるのです。
黒潮接岸傾向にあるとそれで暖かい潮と冷たい潮が混じりバランスが取れているのですが、黒潮が大蛇行し支流が入りにくくなると大阪湾の冷たい潮だけが入り、それがさらには寒波と重なると生物達に大きな影響を与えてしまいます。

サンゴ群生が見事なポイント「西崎サンゴ」では低水温からくる白化の影響が顕著です。 想像してたよりも白化の範囲が広く、今年はサンゴの減少は否めないでしょう・・・。
さらに・・・こんな光景も・・・・、

普通のウツボよりも冷水に弱いワカウツボの悲しい姿が目立ちます。 その他もクマノミの死がいやスジアラ、オトメベラ、コガシラベラなどなど・・・。
サンゴの白化や、魚達の死がいなどこの低水温に耐えられなかった彼らの姿に心が痛みますが、これもまたこの海の特徴でもあるんですね! 13年前の黒潮大蛇行の時も今回のような光景が広がっていました。 また黒潮が元に戻れば、これまた驚くようなスピードで海中は回復していきます。
大事なことはこの海をガイドする者として、黒潮大蛇行による海中の影響をしっかりと見つめ続けないといけないし、これをしっかりと記録していくことだと思います。
そうそう綺麗な写真もアップしておかないと!(笑)

ケヤリは今年も変わらずめちゃ綺麗です! 2月、3月、4月が一番綺麗な時期ですよ!