ジンベエザメ出現

03 10, 2016 | Posted in 10日 樫山弘紀

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皆様、こんにちは。
水温29℃の夏真っ盛り、ニューカレドニア・イルデパンの樫山です。

ハイシーズンのため休みなく連日潜り続けており、改めてイルデパンの海の魅力に惹かれている日々を過ごしています。
年末に出現したジンベエザメ。年始以降は姿を消していましたが、それでも会いたい一心で、言霊の力を信じてるかのようにブリーフィングの最後に付け加え続けた「もしかしたらジンベエ出るかもしれません」。
願いが叶って、2月も出てくれました!

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日々新たな発見に心躍らされ、ゲストの方と感動を共有する時間はかけがえないものとして、私の心に刻まれています。
この貴重な経験を得る機会を提供してくれている世界遺産のイルデパンの海。
以下の3つの基準を満たしていることを認められたため、2008年にユネスコ世界遺産に登録されました。
自然美:ひときわ優れた自然美および美的な重要性をもつ自然現象または地域を含むこと。
生態系:海洋の生態系の進化や発展において、進行しつつある重要な生態学的・生物学的プロセスを示す顕著な例があること。
生育地:生物多様性の保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいること。

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この海の唯一の日本人ガイドとしてご案内させていただいていることに感謝しながら限りある時間を大切にして潜っていこうと思います。

KUNIE SCUBA CENTER
樫山 弘紀

明けましておめでとうございます

01 10, 2016 | Posted in 10日 樫山弘紀

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皆様、新年明けましておめでとうございます。
ニューカレドニアの樫山です。

年末年始は海況に悩まされながらも、多くの日本人ダイバーの方にお越しいただき、楽しんでいただきました。
年末にはジンベエザメやブルシャークなどの思わぬ大物が出現して、とっても賑やかとなりました。

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クリスマス前には、定番の人気レア固有種のヌメアカタライが出現。
観察できたのはたった3日間でしたが、こちらも盛り上げてくれた立役者です。

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個人的には12月中旬に発見した、この写真の生物を発見できたことが印象的でした。
この種はハナハゼの特徴である尾鰭の約6本の軟条が糸状に伸長しており、リュウキュウハナハゼの特徴である第一背鰭第2棘が糸状に伸長している、 つまり2種の特徴を併せ持つ個体です。写真の個体は伸長している尾鰭は5本です。
専門家にご意見を仰いだ結果、写真のような中間的な特徴を示した個体は、ハナハゼもしくはリュウキュウハナハゼの変異と扱うのか、まったく別の種として扱うのかを決めるには、形態や遺伝子に基づく比較研究が必要とのことらしいです。
今後別種とされるかもしれないが、現段階では限りなく近い特徴を持つリュウキュウハナハゼの亜種としておきましょうとの見解を頂きました。
今後研究が進み、どのような種として同定されるかを待ちながら、彼らの生態を観察していきたいと思います。

2016年も安全に楽しんでいただけるよう、イルデパンの海をガイドさせていただきますので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

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樫山 弘紀
KUNIE SCUBA CENTER

夏直前!

12 10, 2015 | Posted in 10日 樫山弘紀

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皆様、こんにちは。ニューカレドニアの樫山です。

12月に入ってから水温が25℃を超えてきて夏がもう目の前です。
フランス人スタッフたちは3mmのウエットスーツに衣替えを始めました。イルデパン出身のメラネシア人スタッフはなぜかロングジョンにスタッフT シャツを重ねて潜っております。しかしながら寒がりの私は未だに7mmのウエットスーツです。

この時期になると太陽の位置が高くなってキレイに光が差し込む地形ポイント「グロット・ドゥ・ガジ」に条件が揃えばよく行くようになります。このポイントには入り口が13カ所もあり、中で迷路のように入り組んでいる穴を探検するようなアドベンチャー要素を含めたダイビングができます。

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差し込む光が美しいのはもちろんですが、それだけではありません。トップリーフにはびっしりと健康なサンゴが生息しています。

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さらにマクロネタも多いので、何度も通いたくなるポイントです。
グロットの入り口に生息しているニチリンダテハゼ。

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ニューカレドニアに生息している4種類のクマノミ、全てに出会えます。
センジュイソギンチャクと共生しているハナビラクマノミ。

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水深-5m付近にモンツキカエルウオがいるので、安全停止中によく観察しています。

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ハイシーズンに突入したイルデパンでは多くの日本人ゲストの方々で賑わっています。
今年も残りわずか。いい出会いを期待して潜り続けます。


樫山 弘紀
KUNIE SCUBA CENTER

トラフザメの求愛

11 10, 2015 | Posted in 10日 樫山弘紀

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皆様、こんにちは。ニューカレドニアの樫山です。

11月に入りイルデパンの人気生物、トラフザメの傷ついたメスをよく見かけるようになりました。交尾シーズンの到来です。

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サメの交尾は荒々しいことで知られていますがトラフザメも同様です。交尾をする際にオスがメスに噛み付きながら、腹鰭の付け根にある2本のクラスパーと呼ばれる交接器をメスに挿入します。 イルデパンで見られるグレイリーフシャークも同様ですが、身体の大きいメスほどオスに人気が高く、交尾跡の傷が多いように思います。サメは交尾が終わったあとに、また別のオスからの交尾を受け入れることもあり、何度も交尾を行うことで次第に傷を増やしていくことがあるようです。つまり傷だらけの身体は人気者の証ということですね。

下の動画は、交尾のための求愛としてオスがメスを追いかけてます。すでにメスの胸鰭には傷跡があります。



Movie by Pierre-emmanuel FAIVRE

トラフザメ以外にもさまざまな生物の産卵活動が見れるようになり、賑やかな海の中となってきました。
今月も新たな発見・出会いを期待して潜り続けます。

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樫山 弘紀
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久しぶりのマンタ

10 10, 2015 | Posted in 10日 樫山弘紀

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皆様、こんにちは。ニューカレドニアの樫山です。

先月は、1年ぶりにヌメアにあるダイブセンター「ALIZE」でヘルプスタッフとしてガイドを行う機会があり、久しぶりにヌメアの海を堪能しました。
ヌメアといえばブラックマンタ。アウトリーフポイントにはマンタのクリーニングステーションがあり、高確率で遭遇することができます。しかしながら、9月は年間で比較的ブラックマンタが少ないシーズンであり、何度かマンタポイントで潜ることがあったのですが、見れたはのお腹の白いマンタのみ。。。

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ところ変わってイルデパンはというと、ヌメアから戻ってきてからはトラフザメの遭遇率は現在100%です。
眼の後部にある噴水孔をホンソメワケベラに突つかれ、ビクっとしながらも気持ち良さそうにしている穏やかなシーンに出会えています。

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日差しがポカポカと暖かくなり、春の陽気に誘われ、このトラフザメのようにのんびりとダイビングを楽しんでいこうと思います。

樫山 弘紀
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