串本より 期間限定ポイント アンドの鼻
09 29, 2016 | Posted in 29日 和歌山/串本・谷口勝政
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まいどです~!
本州最南端の町、串本より、マリンステージの谷口です。
29日は僕の日。
肉の日。
最近、無性に焼肉を食べたいのに、なかなか機会に恵まれません。
あぁ、樹樹(近所のおいしい焼肉屋さん)の特ロース。
待っとけよ~!
さて、今日は一年で少しの間しか潜れない期間限定ポイント、アンドの鼻を紹介します。
アンドの鼻。
まず、鼻ってなんです?
よく聞かれるのですが、ここで説明したいと思います
この辺りの海に関わっている人だけかも知れませんが、
海から見て、上空から見て、海に向かって突出している地形の事を「鼻」と呼びます。
あそこの鼻
そこの鼻
鼻はあちこちに存在します。
アンドの鼻とは、港に一番近く、沖から船で帰って来た時に最後に見る鼻
すなわち、その鼻を見ると帰って来たと一安心する→安堵するってとこで名付けられています。
さて、水中です。
港に一番近いポイントという事で、沖からの潮もあまり入って来ず、基本的に透明度は良くありません。
サンゴも少なく、砂質も一気に泥っぽくなります。
一言で言うと、マニアックという言葉が当てはまってしまうかも知れません。
しかし!
そんな言葉で簡単に片付けられません。
そんなアンドの鼻で今季撮影した写真のみで、今日はお届けします。
興味が無い方には、ただただ苦痛なお時間かも知れません。苦笑
パンダダルマハゼ

毎年、死滅回遊魚として串本にやって来るこのハゼは、特定のサンゴに住みます。
その特定のサンゴは、最近めっきり姿を減らし、もう残ってるポイントは限られてきました。
原因は分かりませんが、このサンゴを喰ってる貝が存在するのは分かっています。
このポイントでは、まだそのサンゴがあちこち残っており、今季も数匹登場しています。
串本ではせいぜい1㎝くらいにしかならないので、めっちゃ可愛いですよ。
カスリハゼの極小幼魚

泥砂のみに生息するハゼです。
背ビレのワンポイントがチャーミングでしょ!
ヤツシハゼ

他ポイントでは、まず会えませんと言っても良いくらいですが、今季は湧いてます。
この体色、通常でこんな色をしてるんですが、ハゼ好きにはたまらんでぇ。
ツバメクサハゼ

例年だと、クサハゼがほとんどですが、今季はクサハゼの方が圧倒的に少なく、ツバメばかり。
今年の串本は亜熱帯種が多いのですが、その影響はここにも出ていました。
ツムギハゼ

過去に、港の中の水深1~2mでしか見たことがなかったので、一瞬???となりましたが、
ツムギハゼです!と、鉄さんにもお墨付きを頂いたので間違いないでしょう。
ここは水深20m。
鉄さん曰く、産卵のため、この深さまでやって来るのだとか。
ケショウハゼ

過去に一度だけ串本に出ていますが、個人的に会うのは初!
ビビりすぎて、ちょっぴりチビりました。
これだけ、ガイド中のためTG-4の写真です。
ピントが甘いです。涙
怒られた

長い時は60分近くこの砂地で撮影しています。
ふと、脇を見ると、何やら怒った顔でこっちをダルマオコゼが睨んでいました。
すみません!汗
その日は、そそくさと、その場を後にしたのでした。
こんなアンドの鼻、今季は10月31日まで潜れます。
ドロドロしたい皆様のお越しを心よりお待ちしております。笑

ほんじゃまた
マリンステージ串本店
谷口勝政
本州最南端の町、串本より、マリンステージの谷口です。
29日は僕の日。
肉の日。
最近、無性に焼肉を食べたいのに、なかなか機会に恵まれません。
あぁ、樹樹(近所のおいしい焼肉屋さん)の特ロース。
待っとけよ~!
さて、今日は一年で少しの間しか潜れない期間限定ポイント、アンドの鼻を紹介します。
アンドの鼻。
まず、鼻ってなんです?
よく聞かれるのですが、ここで説明したいと思います
この辺りの海に関わっている人だけかも知れませんが、
海から見て、上空から見て、海に向かって突出している地形の事を「鼻」と呼びます。
あそこの鼻
そこの鼻
鼻はあちこちに存在します。
アンドの鼻とは、港に一番近く、沖から船で帰って来た時に最後に見る鼻
すなわち、その鼻を見ると帰って来たと一安心する→安堵するってとこで名付けられています。
さて、水中です。
港に一番近いポイントという事で、沖からの潮もあまり入って来ず、基本的に透明度は良くありません。
サンゴも少なく、砂質も一気に泥っぽくなります。
一言で言うと、マニアックという言葉が当てはまってしまうかも知れません。
しかし!
そんな言葉で簡単に片付けられません。
そんなアンドの鼻で今季撮影した写真のみで、今日はお届けします。
興味が無い方には、ただただ苦痛なお時間かも知れません。苦笑
パンダダルマハゼ

毎年、死滅回遊魚として串本にやって来るこのハゼは、特定のサンゴに住みます。
その特定のサンゴは、最近めっきり姿を減らし、もう残ってるポイントは限られてきました。
原因は分かりませんが、このサンゴを喰ってる貝が存在するのは分かっています。
このポイントでは、まだそのサンゴがあちこち残っており、今季も数匹登場しています。
串本ではせいぜい1㎝くらいにしかならないので、めっちゃ可愛いですよ。
カスリハゼの極小幼魚

泥砂のみに生息するハゼです。
背ビレのワンポイントがチャーミングでしょ!
ヤツシハゼ

他ポイントでは、まず会えませんと言っても良いくらいですが、今季は湧いてます。
この体色、通常でこんな色をしてるんですが、ハゼ好きにはたまらんでぇ。
ツバメクサハゼ

例年だと、クサハゼがほとんどですが、今季はクサハゼの方が圧倒的に少なく、ツバメばかり。
今年の串本は亜熱帯種が多いのですが、その影響はここにも出ていました。
ツムギハゼ

過去に、港の中の水深1~2mでしか見たことがなかったので、一瞬???となりましたが、
ツムギハゼです!と、鉄さんにもお墨付きを頂いたので間違いないでしょう。
ここは水深20m。
鉄さん曰く、産卵のため、この深さまでやって来るのだとか。
ケショウハゼ

過去に一度だけ串本に出ていますが、個人的に会うのは初!
ビビりすぎて、ちょっぴりチビりました。
これだけ、ガイド中のためTG-4の写真です。
ピントが甘いです。涙
怒られた

長い時は60分近くこの砂地で撮影しています。
ふと、脇を見ると、何やら怒った顔でこっちをダルマオコゼが睨んでいました。
すみません!汗
その日は、そそくさと、その場を後にしたのでした。
こんなアンドの鼻、今季は10月31日まで潜れます。
ドロドロしたい皆様のお越しを心よりお待ちしております。笑

ほんじゃまた
マリンステージ串本店
谷口勝政