04 25, 2013 | Posted in 矢内大介
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こんにちは。本日は北マリアナ諸島サイパン島より矢内がお届け致します。
高久さんのいらす屋久島は本当に雨が多いのですね。
「大自然の恵み」という言葉がパッと浮かびます。
(どう大自然で、どう恵みなのか・・・と突っ込まれると困りますが。笑
イメージとしてそういう感じ、という事です。)
さてこちらサイパンですが、この4月は本当に雨が少なかったです。
イコール、雲が沸き立つ事も少なく恐ろしいほどに快晴の日が多かったという事ですね。
4月になった途端にそうですから・・・自然の摂理とは不思議なものです。
今年は少し早めな感じでしょうか、上の写真の「火炎樹」もかなり咲き始めています。
これがまた真っ青な空に映えるんですね。
サイパンの気候的には、この花が咲いている時期が一番と言われています。
海も凪ぎ、風も止み、ダイビングにはもってこいのシーズンなのですね。
常夏の島とは言え一応季節の変わり目があり、この樹々もそれを感じているのでしょう。
それを見て、僕ら人間も視覚的に季節を感じるのですね。

海の中も水温が確実に上がりつつありまして。
魚たちの様子もこれまでより活発に見えます。
繁殖、産卵という事に関して言いますと、サイパンでは通年水温が高く、
最高水温と最低水温の差も2度あるかないかなので、通年繰り返されております。
もちろん種類によってはそうでないものもありますが、ほとんどそうであると思います。
ただやはり、これからの時期に各種幼魚が増える事は事実ですし、繁殖等のシーンに
遭遇する機会が増えるのも事実かと。
海も穏やかになりますので、上の写真のモンツキカエルウオの様に
浅場での観察・撮影もしやすくなりますね。
是非とも火炎樹が咲いているサイパンに遊びにいらして下さいませ~
矢内大介
MOCダイブセンター