着実に春に向かってる、と肌で感じる今日この頃。
02 28, 2014 | Posted in 28日 沖縄本島/中部 ・ 津波古 健
0 Commentsハイサ~イ!皆様
沖縄本島から津波古です。
2月も後半になり
目に見えて昼の時間が長くなった、ここ沖縄。
夕方18時を過ぎてもまだまだ明るく、冬の終わりを感じます。
ま、まだまだ水温は現在がボトム。
ですが・・・これからは、上昇あるのみ!!です。
そんな、「水温的にはまだ低いがこれから初夏に向けて~」
の季節は、海辺の海藻類が最も茂る季節。
モズクの収穫、も第一弾が始まりました。
ならば、海藻の種類の判別が出来れば、より楽しいんだろうなぁ~。
と、図鑑と照らし合わせたりするんですが、これがなかなか難しい!
やっぱ、僕はどちらか言えば(はっきり言えば)魚派ダイバーらしい。。(笑)
昨年度から、生物(海洋)調査の仕事を請けていて
今までFUNダイビングでは潜らない(潜れない)ようなエリアへ
入水する機会も多く、新たな発見も多い毎日ですが
とあるエリアに、『カサノリ』が多い茂る場所がありました。
視界一面『カサノリ』と同科の『イソスギナ(ツクシのような方)』でビッシリ。
![kasanori[1]](https://blog-imgs-68-origin.fc2.com/s/e/k/sekainoumi/20140227190612805.jpg)
『カサノリ』は
ウィキペディア等、ネットで調べられる文から抜粋させて頂くと
緑藻植物門アオサ藻綱に属する海藻の一種。
約1cmの円錐状のかさと、長さが最大10㎝になる柄をもつ
巨大な単細胞性の緑藻類。
かさの大きさは夏季より冬季のほうが大型になり
胞子枝数も冬季のほうが多くなる
奄美大島と八重山諸島に分布する日本固有種である。
穏やかで清澄な海にしか現れず
そのような海は、近年の開発行為や赤土の堆積等による
環境の悪化によって年々減少しており
沖縄県のレッドデータではカサノリは準絶滅危惧にランクされている。
とあります。
普段潜るエリアでは、ほとんど見かけることが無いだけに
これほどの群生地があることに、ビックリ。(僕の知らない海はまだまだ多い)
水温が高くなる夏季には、多くの海藻類がそうであるように
カサノリも藻体がほとんど消失してしまうため
(種として礫の中などに眠ってる)
この、グリン・グリ~~ンな景色は、旬のモノで、とても美。
穏やかで清澄な海にしか現れない、とあり
ナイーブな生き物でもあるものの
なかなか逞しい面もあり、海底に落ちてるゴミ等からも平気で発芽します。
![niziginpo[1]](https://blog-imgs-68-origin.fc2.com/s/e/k/sekainoumi/20140227190733696.jpg)
写真は、海底に刺さってたパイプ(人工物)
『ニジギンポ』もそんな人工物も巧みに利用し生きてる生物の一つですが
ビッシリ覆ったカサノリとイソスギナに住処を彩られ。
そんなシーンです。
津波古 健 TSUHAKO TAKERU
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