男の戦い?・・・(^_^;)・・・・パート2

09 01, 2014 | Posted in 1日 久米島 ・ 川本剛志 | Thema スポーツ » ダイビング

0 Comments
ゴマモンガラ突進③海


ゴマモンガラの雌が卵保護している場面を、どアップで久しぶりに撮影した・・・・。

賢明な読者の皆さんなら、重々承知しているとは思いますが、こんな事は、

絶対にやってはいけません・・・・(-_-;)

前日、モンツキカエルウオの求愛・産卵・卵保護の状況を見ようと潜っていたら、

不意に襲われた日の翌日の事です・・・。

産卵床を作っている様子は確認してたので(詳しくは8月21日のブログ・会長が行く!!男の戦い・・・(^_^;)をご覧ください)、

間違いなく次の日には産卵しているであろうと思い、準備万端、決意も新たに撮影現場

(産卵床・卵保護現場)に向かった・・・。

モンガラカワハギ科の魚達は、産卵する前日の昼頃から、テリトリー意識のスイッチが

入るらしく、産卵床を作り始める頃からは、もう、顕著に攻撃的になる・・・。

昼以降の彼らの動きを観察していると解るのですが、その辺りの時刻からテリトリー

散策のスイッチが急に入る事もしばしばだから、さっきまで採餌行動してたから

大丈夫なんて思ったら大間違い!!

産卵床の辺りに近づいた途端、急に攻撃スイッチが入って、エライ目に合う事もあるので、

昼以降に出会ったなら、まずは、観察なのです・・・。


詳細は、阪急コミニュケーションズ出版・著者川本剛志・「ゴマモンガラの求愛・産卵・卵保護

・・・・・・球美の海から、愛のメッセージ・・・。」定価2100円(税別)を、ぜひ、どうぞ!!

・・・・・・・って、そんな本ありませんけど・・・・ ( ̄▽ ̄;)



閑話休題、前日(不意に襲われかけた日)の夜に、スタッフ達に撮影の為に雄を見張る人が

居てくれる助かると話したら、ガイド担当でないユタカとユキが、ぜひ、付いて行きたい

という事だったので遠慮なくお願いした・・・。

(本当です、強制した訳ではありません・・・・、ビールは沢山飲ませましたけど・・・(^_^;))


ただ、実は、テリトリー意識の強い攻撃的な雄が雌が卵保育している産卵床の周りを

守っていたら、撮影自体は諦めてた・・・・。

何故なら・・・、

雌は卵を活性化させる為の諸々の仕事もあるし、卵保護の為にも産卵床は離れられない・・・。

だから、雌の攻撃は、産卵床から近い範囲で行われ、しかも、卵の為の仕事もあるので、

双方の距離感が慣れてしまえば、雌は卵の為の仕事に没頭(?)するので撮影は可能になる

(そこまでの状況にするのが大変なんだけど・・・・(^_^;))。

だが、真面目な(攻撃的な)、家庭を顧みる(卵の為なら何でもやる)、アットホームな

(僕らには、とんでもなく恐ろしい)雄が、産卵床周りを真面目に(物凄く攻撃的に)守っていたら

産卵床に近づく為には、二匹からの攻撃を同時に受けなければならず、対峙しての雌の攻撃だけ

なら、カウンター攻撃で応戦しながら撮影する事が出来るが、二匹からの多角的な攻撃は、

ゲストを守り、応戦しながら、テリトリーから離れる事は出来ても、撮影なんて、とても無理なのである・・・・。



産卵床に近づくと、昨日は二か所の産卵床候補があったのだが、いつも使われている本来の

産卵床で卵保護する雌がいた・・・。

昨日、割と精力的に産卵床作りをしていたもう一か所の候補地を確認して見たが、

空き家だった・・・・。

産卵床から離れて、雄が居ないか周りを見渡し確認する・・・。

・・・・居た・・・。

産卵床から10mほど離れたところで、採餌行動している・・・・。

まず、雄の方から回り込み、こちらから突っ込んで行き、遠くへ追いやる・・・。

・・・・雄が逃げた・・・。

・・・・・良かった・・・・、気の弱そうな雄で・・・・(^_^;)

ゴマモンガラは個体ごとに、もの凄く性格が違う・・・。

その時の状況にもよると思うのだが、産卵床周り50mぐらいを、それは、もう、こちらが、絶対に

近づきたくないと思わせる様な恐ろしくしつこい攻撃を仕掛けてくる雄もいるし・・・・、

対称的なほど全く産卵床を守らない、とんでもなくいい加減な雄もいる・・・。

かたや、ダイバーに猛突進で噛みついて来る雌もいれば、ダイバーが恐くて卵を放ったら

かして逃げる雌もいる・・・・・。


ともかく、今回(今日)の雄は、どうやら、攻撃的ではないようだ・・・。


卵保護するゴマモンガラ


卵保護している雌に近づいて行く・・・。

雌が、猛スピードでこちらに突っ込んで来る・・・。

雄(旦那)が働かないからか、雌(母)は異常とも思えるほど攻撃的だ・・・・。


猛然と近づいて来た母ゴマに僕はカメラを突き出し、逆に母ゴマを威嚇するように応戦する・・・。

(母ゴマなんて可愛く書くと、読者の皆さんは感情移入して僕がとっても酷い奴に思われるだろう

けど、僕も必死なのである・・・(-_-;)でも、敢えて書く。何故なら、ゴマモンガラの雌の様に我が子

の為に身体を張り、かつ、慈愛に満ちた卵保護する姿に尊敬の念すら僕は憶えるし、その献身的

な姿は、とても美しいと思うからだ・・・!Σ( ̄□ ̄;)!!


・・・・・・でも、だったら、撮影するな、俺・・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏)


突進縦



突進


閑話休題・・・、寸でのところで、母ゴマは向きを変え衝突は免れる・・・・。

そうなのである・・・。こちらが逃げたり止まってたりすると、そのまま猛突進され、あの固い歯で

大怪我させられるのだが、こちらからの反撃があると、奴らも怯むのである・・・・。

だから、そのエリアから離れる時には、決して、その雄・雌から目を離さず、動きを確認しながら、

もし、襲って来たら、フィンで蹴るなり、持っている物を突き出すなりの反撃をしながらの撤退が

望ましいのである・・・。

①決して、後ろ姿で逃げてはイケない・・・。ヒラヒラするフィンに反応し易いし、逃げる相手には

徹底的に強気な攻撃を繰り返してくるから・・・。

②上(水面近く)に上がって回避しようとはしない。水深が深いなら別だが、奴らの攻撃の角度の

バリエーションを(下からの攻撃、そして、対峙してない為に、後ろからの攻撃も可能にさせてしまう)

増やすだけで、対峙する直線的な攻撃が多角的なな攻撃になってしまい、防戦するのも

難しくなり危険だから・・・。


そして恐いのは、産卵床から距離があると、その凄まじい猛突進に更に勢いがつき、

ぶち当たった瞬間の衝撃も、物凄いものになるのである・・・。

だから、逆に敢えて、こちらからもダッシュしてカウンターを浴びせるのである・・・。

母ゴマはそれらの僕のテレフォンパンチのような解りやすい反撃もさらりと躱す・・・。

そりゃ、そうである。抵抗のある水中での素早い動きは、やはり魚には適わない・・・・。

しかし、ギリギリの攻防を繰り返し、少しずつ産卵床に近づく・・・・。

ボクシングで言うなら、ロングレンジ・ミドルレンジは奴らの距離だが、ショートレンジで打ち合う様な

クロスレンジ的な距離なら、向かって来ても、こちらが素早く応戦すればお互いに致命的な

痛手はない・・・・・・っと思う・・・・( ̄▽ ̄;)。


今回のカメラを入れてるハウジングのドームポートはアクリル製!!

多少の傷は覚悟の上だし、ガラスポートは駄目だが、アクリルポートなら

後で磨けば何とかなる・・・・っと思う・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏


そして、遂に、産卵床前、1m未満まで近寄った・・・。

手を伸ばすとドームポートの30cm前に、母ゴマは居る・・・・。

卵の様子を確認する・・・。

ゴマモンガラ卵

綺麗な薄いピンク色の卵塊だ・・・・。量もある・・・。少ない時には、この半分くらいの時もあり、

辛うじてピンク色のものがある事で確認する事もある・・・。

卵保護するゴマ


母ゴマは、胸鰭を使い卵塊に水流を送り込みながら、時折、こちらの様子を伺う・・・。

一瞬でも気の抜けない状況下で、僕は周りでうろつく雄を視界の隅に捉えながら撮影する・・・・。

雄の見張りはユタカだ・・・・。相変わらず、雄の方は、ダラダラしてる・・・。


ゴマモンガラ突進2海ブログ


時折、母ゴマが短い助走で突進してくるが、こちらもカメラを突き出して応戦する・・・・。

その後は、アクリルポートの傷を確認しながら、また、撮影する・・・。

多分、産卵床に近づいて、30分以上が経ったであろう・・・。

母ゴマの胸鰭を使ったり口から吹いたりして卵塊に水流を送る仕事(卵の成長を活性させる為)

の、長い時間の妨げになるのも申し訳ないので、僕は母ゴマと対峙したまま、少しずつ後退

しようと横を見た・・・・。

スタッフ・ユキが僕の陰に隠れて、僕と母ゴマを撮っていた・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏

ユキを手で庇いながら、母ゴマから目を離さずに身体は対峙させたまま、ゆっくりと、

離れていった・・・・。

ゴマモンガラ突進④海


帰り際、つぶらな瞳の雄とすれ違ったが、相変わらず、こちらを攻撃する事もなく去って行った・・・・。


ゴマモンガラつぶらな瞳海



ふぅ~・・・・、上手くいった・・・。

焦らず、素早い反撃を繰り返しながら、決して、バックは取らせずに近づけた事と

雄が攻撃的かつ献身的に守るタイプ(?)・パターンじゃなかった事が最大の要因だ・・・。


これがもっと上手く出来るようになると、日の出前の産卵ダイブ(多分)や

日没時のハッチアウトダイブ(多分)も出来るかも知れないし、夏場限定の

ゴマモンガラ・スペシャリティーコースも開催出来るようになるかもしれない・・・・(^_^;)

しかし、そんな常識外れな言語道断な危険極まりない超際物ガイドダイビングとか、

誰もリクエストしてくれないだろうな・・・・(-_-;)

だいたい、産卵・孵化なんて、ほぼ暗闇の中で(多分)、行われているところにのこのこ行って、

気が付いたら、暗闇の中から急に現れた奴らに襲われて、けちょんけちょんされて逃げ帰るのが

関の山かもしれないし、そのスペシャリティーカードでどんなに自慢(?)出来るステイタス(蛮勇)を

持ち得たとしても、その事で、誰も尊敬してはくれないだろう・・・・・・(-_-;)

・・・・・その前に、指導団体が発行しないか・・・・・ ( ̄▽ ̄;)



話は変わりますが・・・・・、こんな事ばかりしていた訳ではありません・・・・(^_^;)

ここ二週間ほど続いている、ほとんど風のない球美の海で、穏やかに気持ちの良いダイビングを

ゲストさんと毎日、満腹になるほど堪能してました・・・。


地球カメ③


「 Love Gaia・・・・。」


頭の中のテーマは、「地球2/3海」でした・・・・。


地球②海ブログ



実は、この後の、後日談もあります・・・・。

何とか、9月10日までには、個人ブログ「会長が行く!!・・・・男の戦い・パート3」でアップしますので、ぜひ!!



ダイブ・エスティバン

ブログ「会長が行く!!」

フェイスブックはこちらから!!

雄輔の豪海倶楽部!!


« ベタ凪ぎ続きです! フロ~ダイビング »

0 Comments
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ガイド会・世界の海ブログ



プロフィール

ガイド会

Author:ガイド会
ガイド会・世界の海ブログ
ガイド会のHPはこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
世界の海 (193)
ガイド会 (7)
1日 久米島 ・ 川本剛志 (95)
2日 小笠原 ・ 田中美一 (88)
3日 柏島・松野和志 (52)
4日 伊豆/大瀬崎 ・ 鈴木康裕 (62)
5日 沖縄本島/宜野湾 ・ 蓮尾 栄 (58)
5日 滑川・木村昭信 (10)
5日 伊豆/井田・出竈祐亮 (2)
6日 伊豆/八幡野 ・ 福田航平 (61)
7日 静岡/三保 ・ 鉄 多加志 (84)
8日 葉山 ・ 佐藤 輝 (85)
9日 西表島 ・ 佐々木 要 (27)
10日 沖縄本島/恩納村・片野 猛 (14)
10日 樫山弘紀 (17)
11日 伊豆/大瀬崎 ・ 赤堀智樹 (85)
12日 フィリピン/セブ島リロアン ・ 五十嵐ガルーダ一規 (24)
13日 タイ/カオラック&タオ ・ 大村 健 (99)
13日 フィリピン/セブ島・白石拓己 (54)
14日 伊豆/川奈 ・ 八木かつのり (96)
14日 和歌山/みなべ・李 友喜 (39)
15日 パラオ ・ 秋野 大 (27)
15日 宮古島・國廣哲司 (53)
15日 久米島・田中伸 (9)
16日 和歌山/古座・上田直史 (75)
16日 パラオ・加藤栄一 (23)
17日 小笠原 ・ 南 俊夫 (79)
17日 石垣島・竹内友哉 (14)
18日 函館・佐藤長明 (61)
18日 鹿児島・松田康司 (2)
19日 長崎・中村拓朗 (27)
19日 葉山・永橋麗良 (1)
20日 八丈島 ・ 田中幸太郎 (98)
21日 柏島 ・ 西村直樹 (86)
22日 石垣島・多羅尾拓也 (20)
23日 慶良間/渡嘉敷島 ・ 番田武六 (98)
24日 鹿児島/屋久島・高久 至 (50)
24日 滑川・赤松悦子 (17)
24日 奄美大島・古田直基 (13)
25日 沖縄本島・木戸泰成 (29)
25日 兵庫/竹野・田中陽介 (2)
26日 山口/東部・小川智之 (29)
27日 熊本/天草・ 中野誠志 (83)
28日 沖縄本島/中部 ・ 津波古 健 (98)
28日 静岡/東伊豆・川坂秀和 (2)
29日 和歌山/串本・谷口勝政 (31)
30日 モルディブ共和国・前井 馨 (436)
アーカイブ (0)
山田道彦 (2)
菅野隆行 (8)
出羽慎一 (8)
金子剣一郎 (20)
遠藤 学 (3)
細谷洋貴 (24)
堅田純平 (46)
山田彰宏 (38)
矢内大介 (44)
高野 肇 (42)
遠藤 学 (15)
小川理志 (50)
川原綾子 (60)
中村奈苗 (34)
リンク
このブログをリンクに追加する
RSSリンクの表示