砂地での攻防
02 18, 2018 | Posted in 18日 鹿児島・松田康司
0 Comments
鹿児島県本土の海より松田がお送りします。
やっとこさ寒さの峠を越えた様な陽気が続く鹿児島です。
水温は例年通りなのに例年に比べ早く登場する生物もおり、今年は何か海中はせわしない印象です。
そんな折り南さつまの海では「カワハギ」の生態行動が始まりました。

縄張りをかけてのオス同士の闘争。
2月の後半に見るのも初めての事です。
互いの尾びれを追いかけ合う様にクルクルと戦いの螺旋を描き上昇して行きます。
この日は活性が悪いのか1m程の上昇を何回か繰り返し引き分け。
多いときは5m程の上昇を何度も何度も繰り返す漢の戦いを展開するものも。
この様にオスの縄張り争いが始まると産卵床作りや求愛・産卵と生態は繋がって行きます。

産卵床を作るメス。
砂に水を吹きかけ、砂をほぐし産卵の際に卵を砂に混ぜ込みやすくさせる様です。
この産卵床は直径30cm程の円形で、その範囲をまんべんなくほぐしていきます。

ふとオスが近づいてきてヒレを広げ求愛を始めました!!!!
メスは体色を変化させ、体の側面に黒い2つの大きめの斑点が出ます。
おっ!!
このまま産卵までこぎつけるか?と思った矢先に別のオスが邪魔しに・・・・・・
この時は産卵までは見れずにゲストとこの場を去りました。
昼間にこれらの行動を見れますし、例年通りなら鹿児島では6月までご案内しております。
普通種のカワハギですが彼らの熱い戦いや産卵床作成!そして産卵まで楽しませていただきましょう〜。

↑昨年の写真ではありますが、あなたの気付かないすぐ後ろでも螺旋の戦いが勃発しているかも?
やっとこさ寒さの峠を越えた様な陽気が続く鹿児島です。
水温は例年通りなのに例年に比べ早く登場する生物もおり、今年は何か海中はせわしない印象です。
そんな折り南さつまの海では「カワハギ」の生態行動が始まりました。

縄張りをかけてのオス同士の闘争。
2月の後半に見るのも初めての事です。
互いの尾びれを追いかけ合う様にクルクルと戦いの螺旋を描き上昇して行きます。
この日は活性が悪いのか1m程の上昇を何回か繰り返し引き分け。
多いときは5m程の上昇を何度も何度も繰り返す漢の戦いを展開するものも。
この様にオスの縄張り争いが始まると産卵床作りや求愛・産卵と生態は繋がって行きます。

産卵床を作るメス。
砂に水を吹きかけ、砂をほぐし産卵の際に卵を砂に混ぜ込みやすくさせる様です。
この産卵床は直径30cm程の円形で、その範囲をまんべんなくほぐしていきます。

ふとオスが近づいてきてヒレを広げ求愛を始めました!!!!
メスは体色を変化させ、体の側面に黒い2つの大きめの斑点が出ます。
おっ!!
このまま産卵までこぎつけるか?と思った矢先に別のオスが邪魔しに・・・・・・
この時は産卵までは見れずにゲストとこの場を去りました。
昼間にこれらの行動を見れますし、例年通りなら鹿児島では6月までご案内しております。
普通種のカワハギですが彼らの熱い戦いや産卵床作成!そして産卵まで楽しませていただきましょう〜。

↑昨年の写真ではありますが、あなたの気付かないすぐ後ろでも螺旋の戦いが勃発しているかも?