鰆
05 17, 2010 | Posted in 17日 小笠原 ・ 南 俊夫
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さわら、鰆、魚に春と書いてサワラなわけですが、小笠原ではほぼ一年中見られる魚です
水温の上がり始めた最近では特に多く見られます。
小笠原ではサワラというとカマスサワラをいいます。
内地で言うサワラとは違い、150センチ以上にもなる巨大なサカナです。
漁師さんなんかはオキザワラなんて呼んだりもするこのカマスサワラ、小笠原では、とてもなじみの深い魚で、名物『島寿司』のネタに使われるのがこのカマスサワラです。
油漬けにしたサワラを握るのですが、わさびではなく、からしを使います。
漬けの甘辛さとからしが絶妙な一品で、小笠原にこられる方は是非食べてみてください。

と、そんなことを書きたかったのではありません(一度使ってみたかったんです。秋野さんスミマセン)
この美味しいカマスサワラ、ガイドにとっても非常にありがたい魚なんです。
小笠原では、『ドブイソ』『タコ岩』といった岩礁域のポイントで大型回遊魚を狙ったドリフトダイビングをします。
ドリフトダイビングといっても、ずーっと流れに乗っていくわけではなく、エントリーしたら、潮や魚の様子を見ながら根の周りを泳ぎ、最後に流れに乗って沖出しながら安全停止をして、浮上、ボートに拾ってもらう
というスタイルです。
この、最後に流れに乗りながら沖出しも楽しみの一つで、ミナミハンドウイルカやザトウクジラ(冬から春)が登場してくれるのもこのときが多いのです。
ですが、毎回そんな超大物が登場してくれるはずもなく、そんな中、頻繁に登場してくれるのが、このカマスサワラなのです。
ダイビング中、これといった大型回遊魚が登場してくれずに、汗!をかきながらの沖だし中に、こいつの登場に期待をし、
安全停止のフロートをあげながら、
『サワラくん、お願いっ!』
なんて思っていると、どこからともなく現れるありがたいサカナです。
好奇心が強いカマスサワラは、ダイバーに向かって泳いできます
7,8匹の編隊を組んで近づいてくることも多く、カメラを構えているゲストの背後に違う固体が大接近ということも。
こんなかんじで、最後の最後に盛り上げてくれるガイドの強い見方なのですが、写真を撮るとなると、いまいち寄り切れないのです。
支持棒やカラビナなどを振ってあげると向かってくるのですが、カメラを構え、寄ってくるのを、いいぞ!と待っていると、もうちょっとのところで、
くるっと・・・
とはいってもこの迫力のある顔で向かってこられると、けっこう怖いのですが・・・
上の写真は浮上後、エキジットの順番を待っているときに、気配を感じて振り向くと目の前に!
あわてて撮った一枚です。
そして下はGW後半のケータでのダイビング後に釣ったカマスサワラ
ゲストが写真を撮る中、大きさの基準になるために、添い寝、してみました。
石黒けん? 似かどうかは別として、身長170センチの僕と比較しても、このサカナの巨大さが分かるかと思います。
上田君、Sさんがご迷惑かけますね~いじめられてない~?(笑)

この日の晩、このサワラ君は、漬け丼 となって、多くの人の胃袋を満たしてくれたのでした
やっぱりありがたいサカナです。
感謝、感謝。
明日は、上田君と並ぶ、ガイド会イケメンズから久米島の堅田さんです。
※ 日中、記事を一時保存したつもりが、中途半端でアップされていてスミマセンでした。
水温の上がり始めた最近では特に多く見られます。
小笠原ではサワラというとカマスサワラをいいます。
内地で言うサワラとは違い、150センチ以上にもなる巨大なサカナです。
漁師さんなんかはオキザワラなんて呼んだりもするこのカマスサワラ、小笠原では、とてもなじみの深い魚で、名物『島寿司』のネタに使われるのがこのカマスサワラです。
油漬けにしたサワラを握るのですが、わさびではなく、からしを使います。
漬けの甘辛さとからしが絶妙な一品で、小笠原にこられる方は是非食べてみてください。

と、そんなことを書きたかったのではありません(一度使ってみたかったんです。秋野さんスミマセン)
この美味しいカマスサワラ、ガイドにとっても非常にありがたい魚なんです。
小笠原では、『ドブイソ』『タコ岩』といった岩礁域のポイントで大型回遊魚を狙ったドリフトダイビングをします。
ドリフトダイビングといっても、ずーっと流れに乗っていくわけではなく、エントリーしたら、潮や魚の様子を見ながら根の周りを泳ぎ、最後に流れに乗って沖出しながら安全停止をして、浮上、ボートに拾ってもらう
というスタイルです。
この、最後に流れに乗りながら沖出しも楽しみの一つで、ミナミハンドウイルカやザトウクジラ(冬から春)が登場してくれるのもこのときが多いのです。
ですが、毎回そんな超大物が登場してくれるはずもなく、そんな中、頻繁に登場してくれるのが、このカマスサワラなのです。
ダイビング中、これといった大型回遊魚が登場してくれずに、汗!をかきながらの沖だし中に、こいつの登場に期待をし、
安全停止のフロートをあげながら、
『サワラくん、お願いっ!』
なんて思っていると、どこからともなく現れるありがたいサカナです。
好奇心が強いカマスサワラは、ダイバーに向かって泳いできます
7,8匹の編隊を組んで近づいてくることも多く、カメラを構えているゲストの背後に違う固体が大接近ということも。
こんなかんじで、最後の最後に盛り上げてくれるガイドの強い見方なのですが、写真を撮るとなると、いまいち寄り切れないのです。
支持棒やカラビナなどを振ってあげると向かってくるのですが、カメラを構え、寄ってくるのを、いいぞ!と待っていると、もうちょっとのところで、
くるっと・・・
とはいってもこの迫力のある顔で向かってこられると、けっこう怖いのですが・・・
上の写真は浮上後、エキジットの順番を待っているときに、気配を感じて振り向くと目の前に!
あわてて撮った一枚です。
そして下はGW後半のケータでのダイビング後に釣ったカマスサワラ
ゲストが写真を撮る中、大きさの基準になるために、添い寝、してみました。
石黒けん? 似かどうかは別として、身長170センチの僕と比較しても、このサカナの巨大さが分かるかと思います。
上田君、Sさんがご迷惑かけますね~いじめられてない~?(笑)

この日の晩、このサワラ君は、漬け丼 となって、多くの人の胃袋を満たしてくれたのでした
やっぱりありがたいサカナです。
感謝、感謝。
明日は、上田君と並ぶ、ガイド会イケメンズから久米島の堅田さんです。
※ 日中、記事を一時保存したつもりが、中途半端でアップされていてスミマセンでした。