今夏の沖縄本島。2010。
08 28, 2010 | Posted in 28日 沖縄本島/中部 ・ 津波古 健
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ハイサ~イ!皆様。
沖縄本島から津波古です。
今年の8月は沖縄で初となる、高校総体も開かれ
日々若い高校生たちの熱戦で新聞の紙面を賑やかせ、沸きましたし
(おかげで、ダイビング客の来沖が困難になってしまうほどでしたが・・苦笑)
甲子園でも、興南高校が沖縄県勢としては初!となる優勝!
しかもそれが、史上6校目となる春夏連覇!の偉業を成し遂げ
超!超!!盛り上がりました!!
海のほうも、毎年夏~秋の悩みのタネであるはずの台風の発生・接近が全く無く
海は、凪ぎの日が続き・・・水温も29℃台で移行。。毎日が最高のダイビング日和!!
なんですが・・
ソレが逆に心配のタネになっているほどです。
それは、高水温が続く事によるサンゴの白化。ですが・・
とりあえず僕がメインエリアにしている沖縄本島中部のビーチポイントでは
現在のところ、心配になるほどの白化は見られておらず
所々やや白化してるサンゴ群体を見かけるにしても、例年確認できる程度のものです。
そんな、サンゴがイキイキとしてるポイントでは
サンゴへの依存度が高い生物も年々、徐々に数を増してきていて
僕らの目を楽しませてくれいています。
そんな魚のひとつ『ヤリカタギ』の幼魚もわんさか!

蝶々は、やはりお花畑が似合います。
この夏のトピックとして・・僕を熱くさせてくれた魚のひとつに
見慣れないスズメダイの出現もありました。
『レモンスズメダイ』

そして
『ルリスズメダイ』

その、どちらの特徴も合わせ持ったスズメダイで。。。

こんなスズメダイ。
もしかして、レモンスズメダイとルリスズメダイのハイブリッド(雑種)では?
かも知れないね??と言われてるタイプのスズメダイで。。
過去に石垣島や西表島で、このタイプのスズメダイが観察・撮影されてる事例はあるようですが
沖縄本島では初確認になるようです。
専門家の見解では
総合的にみていかないと何とも言えないです.
単純にルリとレモンの雑種の第一世代ということもあるでしょうし
戻し交雑でルリに遺伝子浸透したのかも知れませんし
さらには第三の種である可能性も否定できません.
ダイバーからのアプローチとしては
繁殖が同じタイプ同士で行われるのかどうかをまず確認することだと思います.
相手がどのようなタイプかによってかなりのことがわかると思います.
研究者からすれば遺伝的な検討が必要ですが,それには採集が必要ですね.
と。
・・・暑い夏は、まだまだ熱い。
宿題は溜まる一方で。
津波古 健 TSUHAKO TAKERU
プロフィール(ガイド会WEB内)
http://www.guide-kai.com/member/t.tsuhako.html
潜水案内 OKINAWA
HPhttp://sensuiannai.com/
沖縄本島から津波古です。
今年の8月は沖縄で初となる、高校総体も開かれ
日々若い高校生たちの熱戦で新聞の紙面を賑やかせ、沸きましたし
(おかげで、ダイビング客の来沖が困難になってしまうほどでしたが・・苦笑)
甲子園でも、興南高校が沖縄県勢としては初!となる優勝!
しかもそれが、史上6校目となる春夏連覇!の偉業を成し遂げ
超!超!!盛り上がりました!!
海のほうも、毎年夏~秋の悩みのタネであるはずの台風の発生・接近が全く無く
海は、凪ぎの日が続き・・・水温も29℃台で移行。。毎日が最高のダイビング日和!!
なんですが・・
ソレが逆に心配のタネになっているほどです。
それは、高水温が続く事によるサンゴの白化。ですが・・
とりあえず僕がメインエリアにしている沖縄本島中部のビーチポイントでは
現在のところ、心配になるほどの白化は見られておらず
所々やや白化してるサンゴ群体を見かけるにしても、例年確認できる程度のものです。
そんな、サンゴがイキイキとしてるポイントでは
サンゴへの依存度が高い生物も年々、徐々に数を増してきていて
僕らの目を楽しませてくれいています。
そんな魚のひとつ『ヤリカタギ』の幼魚もわんさか!

蝶々は、やはりお花畑が似合います。
この夏のトピックとして・・僕を熱くさせてくれた魚のひとつに
見慣れないスズメダイの出現もありました。
『レモンスズメダイ』

そして
『ルリスズメダイ』

その、どちらの特徴も合わせ持ったスズメダイで。。。

こんなスズメダイ。
もしかして、レモンスズメダイとルリスズメダイのハイブリッド(雑種)では?
かも知れないね??と言われてるタイプのスズメダイで。。
過去に石垣島や西表島で、このタイプのスズメダイが観察・撮影されてる事例はあるようですが
沖縄本島では初確認になるようです。
専門家の見解では
総合的にみていかないと何とも言えないです.
単純にルリとレモンの雑種の第一世代ということもあるでしょうし
戻し交雑でルリに遺伝子浸透したのかも知れませんし
さらには第三の種である可能性も否定できません.
ダイバーからのアプローチとしては
繁殖が同じタイプ同士で行われるのかどうかをまず確認することだと思います.
相手がどのようなタイプかによってかなりのことがわかると思います.
研究者からすれば遺伝的な検討が必要ですが,それには採集が必要ですね.
と。
・・・暑い夏は、まだまだ熱い。
宿題は溜まる一方で。
津波古 健 TSUHAKO TAKERU
プロフィール(ガイド会WEB内)
http://www.guide-kai.com/member/t.tsuhako.html
潜水案内 OKINAWA
HPhttp://sensuiannai.com/