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クジメ~志津川の生物15~

10 24, 2010 | Posted in 金子剣一郎

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皆さん、こんにちは!
24日はケラマの番田さんより引き継ぎ、志津川の金子がお届けします。
志津川も朝晩ぐっと冷え込み、秋モードです。
朝晩は上着を手放せませんが、日中は気温が上がり過ごしやすい気候に。
水温は20度を切りましたが、ドライスーツで快適に潜れます。

今月、ご紹介するのは「クジメ」です。
3日前にクジメが抱卵を始めたと教えてもらい、早速見てきました!

kujimeK1

体長30cmくらいで見た目は地味な感じなので、普段はカメラを向けられることが少ない魚です。
しかし、抱卵を始めた途端、注目の的に!!
オレンジ色の油球が入った青みがかった卵塊を海藻の茎などに産み付けます。

kujimetamagoK1

オスが抱卵し、複数のメスの卵塊を守ります。
ワイドで抱卵シーンを撮影するも良し、マクロで卵塊のアップを撮影するも良しの被写体です。

キヌゲカムリ~志津川の生物14~

09 24, 2010 | Posted in 金子剣一郎

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番田さんから引き継ぎまして、台風12号の影響が心配な志津川より金子がお届けします。
志津川は数日前の雨の後に一気に気温が下がり、エントリーすると水中が温かく感じます。
ドライスーツがお奨めの気候になってきました。水中は温かいので、インナーは薄着で大丈夫です!

kinugekamuriK1

今月ご紹介するのは、「キヌゲカムリ」です。
キヌゲカムリは、ご覧の通りカイメン類を背負っています。
背負うカイメンの種類は決まっておらず、個体ごとに違っているので、それを見ているだけでも楽しめます。
オレンジやピンク、紫など綺麗なカイメンを背負っているオシャレな個体から、ボロボロなカイメンや地味なカイメン、たまに紅藻を背負っている見た目がイマイチな個体もいます。
岩壁のくぼみに身を寄せて、いかにもカイメンが付いているかのように擬態しています。
カイメンはカツラのようにぺろんと外れてしまうので、見つけた時はそっと見守ってあげてください。(笑)

ソメワケウミクワガタ~志津川の生物13~

08 24, 2010 | Posted in 金子剣一郎

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皆さん、こんにちは。
志津川よりGruntSculpin金子剣一郎がお届けします。
志津川に来て3回目の夏ですが、今年の夏は暑い!気温30度を超える日が続いています。
水温も水面25度、水中23度まで上がっています。

今回、ご紹介するのは「ソメワケウミクワガタ」(以後、ウミクワガタ)です。
海の無い県、埼玉で育った僕の夏の楽しみといえば、近くの林での虫取りでした。
中でもノコギリクワガタが取れたときには大興奮したものです。
それが今では水中でクワガタ探しをしています。見つかった時には、やはりテンションが上がります。(笑)
ウミクワガタの体長は大きいものでも7mm程度と超マクロ生物です。

umikuwagataK1

魚に寄生し、体液を吸って成長します。カレイやアイナメの体についているのをたまに見かけます。ダンゴウオについている事も。
人それぞれ反応は様々ですが、やはりこの姿に興味を惹かれるダイバーは多いようです。
ぜひ1度見に来てください!

アキギンポ~志津川の生物12~

07 24, 2010 | Posted in 金子剣一郎

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志津川よりグラントスカルピンの金子がお届けします。
梅雨が明けた途端、快晴続きで気温は毎日30度越え!まさに夏真っ盛りです。
しかし、水温は水面付近で20度、水底では16度とドライスーツがお奨めです。
この時季、この温度差がたまりません。潜る直前にドライスーツを着たり、さっさとドライスーツを着用し真水のシャワーを浴びて体を冷やしたりと色々暑さ対策をしています。

akiginpoK1

本日、ご紹介するのは「アキギンポ」です。
岩礁域の穴やフジツボの中に隠れていて、他のギンポ類同様に顔だけ覗かせています。
その顔がダイバーの目を引きます!目のところに縦に入った真っ赤なラインとモヒカンのような頭の皮弁が、かっこいいんです!!
そして、たまに穴から出ている個体を見かけるのですが、体色がピンク色でなかなか綺麗なんです。いろんなシーンを楽しめる被写体です!
比較的よく観察できる種ですので、じっくり撮影できます。

シシカジカ~志津川の生物11~

06 24, 2010 | Posted in 金子剣一郎

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皆さん、こんにちは!
志津川よりGruntSculpin金子がお届けします。
志津川は朝晩涼しく、日中は少し動くと汗をかく位の過ごしやすい気候になってきました。今週末は梅雨の中休みで天気にも恵まれそうです。
水温は水面付近で15度、水底では12度とともに二桁となり、潜りやすい季節になってきました。
色々な稚魚たちがダイバーの目を楽しませてくれています。
稚魚の成長は早く、スナビクニンの幼魚は半透明だった体に色や模様がつき始めそれぞれ楽しめます。ダンゴウオの幼魚は天使の輪がとれ始めている個体も観察できます。
砂地では透明なカレイの稚魚やカジカ類の稚魚たちが多数目につきます。
今回はその中からシシカジカをご紹介します。
この時季、砂地や砂礫エリアを泳いでいると数十匹は簡単に観察できます。写真のように白っぽい個体や頭から真ん中辺りまで黒い個体をよく見かけます。
sisikajikaygK1

シシカジカも他のカジカ類同様に抱卵しますが、少し変わっています。クチバシカジカやヒメフタスジカジカなどは一夫多妻制でオスが抱卵しますが、シシカジカは交尾を行いメスが抱卵します。卵塊は砂を被せられ、一見するとどこに卵塊があるのかわかりません。
この抱卵の時期だけ口の部分が吸盤のように伸びて変形します。
sisikajikaK1

この吸盤状の口をべローンと伸ばし卵塊に押し当て海水を吸うことにより卵塊へ新鮮な海水を送るサッキングという行動をとります。何度も何度もバフバフと吸い上げます。
sisikajikaK2

もう終盤ですが、もう少し観察できそうです。

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